コスメ連載でおなじみ草場妙子さんのメイク本が登場
人気連載「わたしたちのコスメのはなし」で、素敵な先輩方を訪ね、“キレイのもと”をお聞きするインタビュアーとして活躍してくださっている草場妙子さん。ヘアメイクさんならではの深堀り取材が、とても好評です。また、無類のコスメ好きで、実際に使って気に入った美容アイテムを紹介するインスタグラムも、話題になっています。
そんな草場さんの、はじめての著書『TODAY’S MAKE-UP ~今日のメイクは?~』が発売されたと聞いて、企画編集を担当した藤井志織さんにお話を伺いました。
草場さんの偏愛コスメカタログのシート付き!
『TODAY’S MAKE-UP ~今日のメイクは?~』アノニマスタジオ刊 1,600円+税
「メイクやコスメの話をする草場さんがとても幸せそうで、話を聞いているうちに自分もやってみたくなって、リップ1本を買い足してみたんです。あまり好きではない自分の顔でも、眉を少し太く描いてみたり、カラーマスカラをつけてみたり、少しずつトライしたら、思っていたよりずっと楽しくて」
この本で草場さんは、藤井さんのようにメイクになんとなく苦手意識がある人は、まず好きな色のリップを3本、手に入れてみるところから始めることをおすすめしています。その日の気分や服によってリップを選ぶだけで、その一日がちょっぴり特別に感じられ、メイクをするのが楽しくなるのです。
「いつもの白Tシャツと黒いパンツに、眉頭を強調したアイブロウ。ある日は、黒いニットにメタリックなアイシャドウ。別の日は、グレーのノースリーブに真紅のリップ……。草場さんは、会うたびにメイクが違うのです。今まで美容は、自分とは別世界のものだと思い込んでいた私にとっては、メイクやスキンケアはなんとなくするもので、当然、毎日同じメイク。だから草場さんの“毎日、メイクを選ぶ。メイクは洋服とコーディネートする”という考え方は新鮮でした」
「自分で選ぶことは、世界が広がり、暮らしに楽しみが増えることにつながります。草場さんがこの本で教えてくれたのは、自分に合うメイクやケアの選び方。そして、美容は特別なものではなく、洋服を選んだり、献立を考えたりするのと同じで、日常の楽しみのひとつなのだという考え方です」
この本は、ルーティーンになりがちな毎日のメイクを、見直すきっかけになってくれそうですね。連載「わたしたちのコスメのはなし」とともに、ぜひチェックしてみてくださいね。
photo(物):加藤望
Profile
草場妙子
1979年、熊本生まれ。2006年に独立。雑誌や広告、CMなどで幅広く活躍するヘアメイクアップアーティスト。こだわりの美容アイテムを紹介したインスタグラム「@kusabataeko」が話題に。
http://kusabataeko.com
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