「今日のひとしな」7月の担当は「copse(コプス)」
人気ショップの店主さんたちに、月替わりでコラムを書いていただいている名物デイリー連載「今日のひとしな」。6月担当「niguramu(ニグラム)」の30個のアイテムはいかがでしたか? じんわりおかしみのある語り口がクセになる辻喜代司さんのコラム、家仕事をする視点でのセレクトが好評だった宮嶋ヒロコさんのコラム、どちらも読みごたえがありましたね~。
さて、本日7月1日からは、東京・石神井にある雑貨店「copse(コプス)」の店主・小森知佳さんに担当していただきます!
みなさんは、石神井という場所をご存知ですか? 石神井公園がある場所といったほうがピンとくる方が多いかもしれませんね。
大きな公園がある街って、どうしてこんなにゆるやかな空気が流れているのでしょう。「コプス」は公園から歩いて5分、団地を抜けた先の小さな商店街の中にあります。
住宅街の中にあるだけあって、お店がいちばん賑わうのは、平日の昼間。お買い物だけでなく、体にやさしい素材を使ったランチやお菓子も楽しめるので、近所のおしゃれ女子たちの行きつけになっているのもうなずけます(逆に、ゆっくりお買い物するなら土日がおすすめだそうですよ)。
天気のいい日は、ぜひこちらのテラス席へ!
小森さんの地元・和歌山の地ビールや、コラムでも登場する予定の上石神井「マンモスコーヒー」のドリップコーヒーなど、ドリンク類も充実しています。
のっけからビールなんて飲んでいる場合ではないですね、すいません。さっそくお店の中へ……。店主の小森さんがにっこりお出迎え。
店内には、作家ものの器や使い勝手のよさそうな雑貨が並んでいます。「気軽に手に取ってほしいから、日常使いのものを中心にセレクトしているんです」とのこと、気張らずにお買い物を楽しめそう!
何とも着心地のよさそうな服もたくさん。年に数回、知る人ぞ知るブランドの企画展も開催しているので、ブログをチェックしてみてくださいね。電話やメールでのお問い合わせも、もちろんウェルカム!
小森さんが石神井の地にお店を構えたのは、お子さんが生まれたことで地域とのつながりの大切さを実感したことがきっかけ。街、人、物、暮らしが、このお店を通してつながることを目指しています。最初は手探りでの店づくりだったそうですが、徐々に常設アイテムも充実してきました。
こちらは、扱うアイテムが増えてきて置くスペースに困り、「ここがあいていたから」と窓につくりつけた棚。ほどよい目隠しにもなっているそう。
また、バターや卵を使わない焼き菓子も「コプス」の定番アイテム。これはお子さんを通して出会った仲間が、店内で焼いているのだそう。平日のランチは、元々自宅カフェをしていた友人が担当してくれています。小森さんは「一緒にできる仲間がいるから、コツコツとですが、楽しく続けていられるような気がします」と話します。
こうやって、少しずつ「毎日の暮らしにちょうどいい」アイテムが揃ってきた「コプス」。みなさんもぜひ、石神井公園をお散歩がてら、ふらりと立ち寄ってみてください。心地よくて、おいしくて、なんだか気分が上がるアイテムに出会えるはずですよ~。
器や日常着など、衣食住を提案する雑貨店。連載コラム執筆は、店主の小森知佳さん。
東京都練馬区石神井台3-24-39 ロイヤルコトブキ1F
TEL:03-6913-1544
E-mail:info@copse.biz
営業時間:11:30~17:30
定休日:月~水曜(企画展中は無休)
http://www.copse.biz
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