休日のパンパーティー!~「空音(くうね)」山下麻奈美さんvol.3

器店主の朝ごはん
2016.10.16

photo&text:山下麻奈美  使用カメラ:OLYMPUS PEN Lite E-PL7

 

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パン好きとしては、時々、これでもかという程パンを食べる、贅沢なブランチパーティーをしたくなります。パーティーといっても誰かをお招きするわけでなく、自分たち家族だけのためのささやかなもの(笑)。今日はそんなとっておきの日です。

 

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全粒粉などを使った天然酵母のハードパンとチーズ 木皿:川合優さん

いちじくと生ハムのベビーリーフサラダ 粉引大皿:今野安健さん

コーンスープ ボウル:右)岡田直人さん 左)竹本ゆき子さん

取り皿:右)九谷青窯 左)吉田直嗣さん

オリーブオイル 白い小皿:雑貨屋さんにて

はちみつ 小さなグラス:骨董市にて

 

パンパーティーに必ず登場するのは、この木の大皿。平日は陶器に盛ることがほとんどなのですが、じつはトーストしたパンには、蒸気を吸いとってくれる木の器が一番なのです。いちじくと生ハム入りの少しクセのあるサラダには、それに負けずにクセのある、薪窯で焼かれた大皿を選びました。取り皿やスープのボウルは、あえて揃えずバラバラを楽しみます。

 

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コーンスープは、冷凍とうもろこしと牛乳をミキサーにかけて作りました。以前、買い付けのため作家さんのお宅へ伺ったときにお昼に頂いたコーンスープがとても甘くてコクがあり、感動するような美味しさでした。まさに太陽の恵みという言葉がぴったりでした。

 

作り方をお聞きすると、材料は冷凍とうもろこしと牛乳で、特別なものは入れていないとのこと。衝撃を受けたそれ以来、毎年夏には、茹でたとうもろこしを冷凍しておくようになりました。あの時頂いた美味しさは、なかなか超えられませんが、恵みのスープです。

 

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今はご縁があって作家ものの器を中心に販売していますが、作家ものでなければ器ではない、みたいな考えは全くありません。ふだんはこんな風に、いろいろなタイプの器を一緒に使っています。作家ものの器は好きですが、すべて作家もので揃えるよりタイプの違う器を取り入れる方が、抜け感が出て、お互いが引き立て合うようで心地よく感じられるのです。

 

持っている器は、8割ぐらいが作家もの。長く飽きのこないものを中心に選んでいます。残りは、古いものやヨーロッパのものなどで、小さな器が多いです。シンプルな洋服に、ポイントになるアクセサリーをあわせるような感覚かもしれませんね。

 

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今回登場した小さなお花プリントのグラスは、先日出かけた骨董市で我が子が欲しがって購入しました。フランス製らしいのですが、こんな愛らしいショットグラスがあるなんて!

 

数十年前までは、普通の日本人がこんなに手軽に外国のものを、手に入れられることはできなかったはず。日本の今の時代の器が横につながる扉、古いものが縦につながる扉だとすれば、外国の古いものは横にも縦にもつながる扉。小さな器1つから、いろんな世界に触れることができる今の私たちは、とても贅沢だなと思います。

 

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