クロワッサンサンドの朝ごはん

器店主の朝ごはん
2020.09.20

「うつわと暮らしの道具 日々花[Hibika]」田原あきこさんvol.3

鳥取県米子市で「日々花 [Hibika]」というお店をしております田原あきこです。
9月の日曜日はわが家の朝ごはんをご紹介しています。

体質の関係で小麦は控えている私ですが、たまにはいいよね、のパン朝食。
今日はクロワッサンのサンドイッチ。
作りおきのキャロットラペと紫キャベツのレモンマリネ、
それに市販の冷製スープ、グレープフルーツなどとともに。

やっぱり楽ちんなワンプレート、戸塚佳奈さんと小澤基晴さんの8寸サイズを使っています。
小さいカップを重ねてスープも一緒に盛り付けると、モリモリ感が出てたのしい(^^)

戸塚さんのブロンズ釉は、使うほどにゴールドが強くなっていい佇まいに。
憂いのある宇宙のような、なんとも言えない味わいが出てきていて、育てる楽しみのあるうつわです。
欠けてしまったところは金継ぎをしていますが、繕うと不思議と色気が出てくるような感じがします。

紅茶は叶谷真一郎さんと前田葉子さんのカップに。
秋のはじまりに、新藤佳子さんのウールのコースターにのせました。

角掛政志さんのポットと藤居奈菜江さんのピッチャーは
高塚和則さんのパン皿をトレーがわりに。
パン皿だからパンしかのせないなんてもったいない!
汁気のないお料理など、どんどん色んなものを盛ってみてほしいです。
揚げものなどを盛り付けるときは、間に葉っぱを挟むと美味しそうに見えますよ。

町田翔さんの木のカトラリーは、その美しさと口当たりが秀逸。
このエッジの効いた関節とくびれ。
そして作家さんの息遣いが感じられるような彫目。
端整な曲線美の中に素朴さもあって、いつまでも眺めていられるぐらい好き。
木のカトラリーって、なかなかいいものに出会えないという方も多いと思うのですが、
使いやすさ、洗いやすさも含めて、ぜひ試していただきたい一品です。

【おまけ】
コンビニのゆで卵みたいな、しっとり半熟ゆで卵の作りかた。
試行錯誤の末、安定して作れるようになったのでみなさんにもおすそわけ。

卵は産みたてより少し日にちのたったものを。
冷蔵庫から出したばかりの卵(Lサイズ)に穴あけ器で小さな穴をあけ、かぶるくらいの水で強火に。
沸騰してから中火5分でざるに上げ(水にさらさない)、そのまま触れるぐらいの温度になるまで放置→完成!
黄身の色が均一なオレンジ色の半熟ゆで卵になります。
私はいつもいっぺんに10個ゆでますが、
冷蔵庫で数日保存しても黄身の外側が変色してきたりしないのも嬉しいんです。
常温の卵やMサイズなら1分減らすと良い加減。
ぜひお試しくださいね。

【今日のうつわ】
ワンプレートのお皿 戸塚佳奈さん、小澤基晴さん
スープのガラスカップ 伊藤亜木さん
マグカップ 叶谷真一郎さん、前田葉子さん
ポット 角掛政志さん
ミルクピッチャー 藤居奈菜江さん
木のプレート 高塚和則さん
木のフォーク 町田翔さん
コースター 新藤佳子さん

→「うつわと暮らしの道具 日々花[Hibika]」の記事はこちらから

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うつわと暮らしの道具 日々花[Hibika]

鳥取県米子市角盤町1-71
TEL:0859-30-4666
Email:utsuwahibika@gmail.com
営業時間:平日11:00~17:00、土日祝12:00~16:30
定休日:不定休(Instagramをご覧ください)
https://hibika.theshop.jp/
Instagram:@hibika_yonago

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