“Stay Home” 中に変わった「おへそ」について聞いてみました Vol.2
今まで当たり前だった生活が、当たり前でなくなったとき、きっと新たなおへそが生まれているはず。6人の方に、この状況を体験して考えたこと、感じたことをうかがってみました。
自分らしく暮らすための
コップの大きさを設定
大草直子さん
どんなに忙しくても、その場、そのときを明るく楽しむ大草さんのポジティブさは、緊急事態宣言下でも変わりません。まず取りかかったのが、自宅の使い方の工夫。
「今まで、帰宅してからはダイニングかお風呂か寝室にしかいなかったのですが、玄関でキャンドルをたいたり、デッキでご飯を食べたり。楽しかったですね」
娘とキッチンに立ち、ディナーを作ったのも久しぶりだったそう。
さらに「自分を上げる」作戦も。家着と外出着の中間に位置する「メイクアップウェア」を自分のために用意。顔や表情を明るく見せてくれるので、自宅にいながらワクワク!
「仕事のやりがいも結果も収入も、無制限に増やそうとしていたけれど、『これだけあれば幸せ』とコップの大きさを設定するようになりました。逆算して余ったエネルギーをほかのことに使えたらいいなと思います」
『暮らしのおへそ Vol.30』より
text:一田憲子
Profile
大草直子
大学卒業後、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)で雑誌「ヴァンテーヌ」の編集に携わる。スタイリストとして独立後、雑誌、カタログなどで活躍。昨年自身のサイト「アマーク」をスタート。「ミモレ」コンセプトディレクターも務める。https://amarclife.com
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。