カリフラワーは「炒める」が正解! 担当編集者が冬に必ず作る偏愛レシピ、 坂田阿希子さんの「カリフラワーののりあえ」

きょうの夕ごはん
2021.01.11

おそらく多くの料理編集者の方がそうだと思うのですが、私(編集長お)は自分が担当した本のレシピで料理を作ることが非常に多いです。もちろん新しい本を作る度に定番レシピは入れ替わって行きますが、しかしその中にも何年にも渡って作り続けている偏愛レシピがいくつかありまして、この「カリフラワーののりあえ」はその最たるものです。

なにしろ簡単なのにおいしい! カリフラワーはゆでると食感が悪くなりますし、うまみが溶け出してしまう気がするんですよね。その点、炒めながら水を加えていくこの作り方なら、食感を自分好みに調整しやすく、失敗もありません。

にんにくとごま油でナムル風の仕上がり。焼きのりの風味も相まって、なんともお酒がすすむ一品です。旬のカリフラワーのおいしさが存分に楽しめる、最高のレシピだと思います。ぜひお試しあれ。

 

カリフラワーののりあえ

 

材料(4人分)

カリフラワー 1株

焼きのり 全型1枚

にんにくのすりおろし 少々

しょうゆ 小さじ1

塩 小さじ1/2

ごま油 大さじ3

サラダ油 少々

 

作り方

1️⃣ カリフラワーは小房に切り分ける。

2️⃣ フライパンにサラダ油を熱し、カリフラワーを強火で炒める。途中で水大さじ3〜4(分量外)を3回ほどに分けて加えながら、歯ごたえが残る程度にする。

3️⃣ ボウルににんにく、しょうゆ、塩、ごま油を入れてざっと混ぜ、カリフラワーと手でもんだのりを加えて、よくあえる。

 

料理 坂田阿希子さん

料理家、「洋食KUCHIBUE」シェフ。出版社に勤務後、料理研究家のアシスタントを経て、パティスリーやフランス料理店で料理人としての経験を積む。独立し、1998年より料理教室「studio SPOON」を主宰。誰もが「おいしそう!」と言わずにはいられないその料理は、数多くの人を魅了している。2019年には東京・代官山に「洋食KUCHIBUE」をオープンし、人気店となっている。著書に『ピラフとドリア』(立東舎)、『じゃがいも・ブック』(東京書籍)など多数。
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洋食KUCHIBUEオンラインショップ

 

このレシピはこちらから!
坂田阿希子『和食のごちそう』(主婦と生活社) *電子書籍のみ

旬の野菜のお料理をとにかくたくさん並べたい。主菜はとにかく大きな器にたっぷりと盛りつけたい。丁寧にだしをとって味わいたい。最後は炊きたての、おいしいご飯をいただきたい。形式にとらわれることなく、老若男女、みんなが自由に楽しめる、「和食」のごちそう、「和食」のおもてなし料理が、ここにはあります。

 

photo 公文美和 styling 佐々木カナコ

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