フタナ【週末市 #1】クラシックで美しい茄子紺のワンピース

ここでしか買えない週末市 2021春
2021.03.27

こんにちは! 京都にあるセレクトショップ「futana(フタナ)」の土井菜子と申します。


昨年の9月に「今日のひとしな」を担当し、夢見心地の一か月を過ごしてから半年。またこうして皆さまにお会いする機会をいただけてとてもウキウキしております。加えて、ドキドキ。相変わらずつたない文章の私ですが、お楽しみいただけますと幸いです。

今回お声掛けいただいた企画は「ここでしか買えない週末市」! 作り手の方と「futana」で何か特別な、“ここでしか買えない”ものを作り、皆さまに手にしていただくという当店としては初の試みです。

「今までをふまえた、何か新しいことをやってみたい」と思っていたタイミングだったので、初めてだけれど、やっぱり前のめり。作り手さんに考えやお願いごとを聞いていただき、今日ここでお披露目するに至りました。とてもとても嬉しいです!

今回は2つのアイテムをご用意しました。まずは1つ目をご紹介しますね(もう1つの「amie」焼き菓子boxはこちらからご覧ください)。




岐阜県で洋服を製作されている「atelier Roughatour(アトリエ ラフ・アトゥール)」さんのワンピース。生地と色でわがままを言って「futana」別注を作っていただきました。



袖を通した瞬間、一目惚れをしたこちらのワンピース。魅力はたくさんあるのですが、心惹かれた一番の理由は、今まで見てきたどのワンピースとも違う、特別な雰囲気を醸していること。


ウエスト位置に長く取られたタックが、バストアップの独特な立体感とウエスト下への静かなドレープを作り出し、クラシックで、かつ清楚なイメージが漂います。


難しいことは何もなく一枚でコーディネートが決まり、着るだけで高揚感を連れて来てくれる。まさにとっておきのワードローブです。



「Roughatour」さんのこちらのワンピース、付属として腰紐がついております。少しドレッシーになって、これがまた素敵なんです。


腰紐を結び、合わせるものを少し変えるだけで、一枚の時とは全くちがう雰囲気に変ります。一重で巻くのもよし、手にする方によっては二重に巻いて楽しんでも。


荷物を減らしたい旅行などにも持って行きたいなぁ~、と楽しい想像がもくもく……!


「週末市」のお話をいただいて「Roughatour」さんにワンピースをお願いするにあたり、真っ先に思いをめぐらしたのが、使用する生地です。このワンピースの形自体は既に展開があるもの。それを今回は、普段使用していない茄子紺のヨーロッパリネンで作っていただきました。

それでは別注を作るにあたり、どうしても大切にしたかったポイントをお話させていただきますね。



① 一枚で着ても透けないこと
肌ざわりがよく、軽やかで、そして深みをも兼ね備えた美しい生地。加えて「透けない」というのは譲れないポイントでした。なぜなら、このワンピースをまずは一枚で着たいと思ったから。


素足で過ごせる開放感、重ね着を必要としない潔さ、それだけで完結するシルエット……。もちろん重ね着も楽しいけれど、一枚でふわりと着ることが出来るのはワンピースの醍醐味の一つだと思うのです。だから、透けないことは欠かせませんでした。



② オールシーズン着られるほどよい厚み
これは、単純と言えば単純、シーズンを問わずこのワンピースにお世話になりたいから。昨年の「今日のひとしな」をご覧いただきました皆さまは覚えていらっしゃいますでしょうか? 私がとても“ズボラ”であり、「何も考えずに、困ったらひとまず手が伸びる」というお洋服が大好きなことを。

「一枚でこんなにも雰囲気よくまとめてくれるワンピース、春夏秋冬それぞれの季節で楽しみたい、ラクしたい!」。


そう考えて、春夏は一枚でサラリ。


重ね着をすることで秋冬もしっかり活躍する、そんな厚すぎず、薄すぎない安定感を兼ね備える絶妙な厚みの生地を選びました。


③美しく、深みのある色「茄子紺」
生地の厚さに加え、色にもご注目ください! 紺ほど青くなく、紫ほど赤も強くない「茄子紺」という色を選びました。


実は今まで紫をほとんど手にしてこなかった私ですが、この茄子紺は生地スワッチを見た瞬間に強く惹かれました。と同時に、その生地がワンピースになって実際に自分が着ているところまで想像でき、「この色で作りたい!」と「Roughatour」さんにすぐ相談させていただいたのでした。

私の中で今回の茄子紺は、凛として落ち着きがあり、美しく、そしてほんの少し魅惑をも含むようなイメージ。今まで手にしてこなかった色だけれど、光沢を抑えた生地のため、奇をてらった印象ではなく、これまでの私に滑らかに入り込んでくれる。今までの私に、ほんの少しのスパイスを与えてくれるような感じがしています。


余談ですが、「futana」を始める以前は洋服の企画の仕事に携わっていました。小さなスワッチから、大きな分量のお洋服を想像すること。それは、私にとって高揚と緊張、そして大きな楽しさを感じると同時に、懐かしさをも感じるひと時。当時のワクワクが思い出されて、とても刺激的な時間でした。


④選べる着丈
たくさんお伝えしてきた「ここだけ」のポイントの最後は(まだあるのです!もう少しだけお付き合いいただけますと嬉しいです)、選べるサイズ!

こちらのワンピースのベースは115cmなのですが、私が最初に目にしたものが偶然にも120cmのイレギュラーなものでした。120㎝の丈もとても素敵だったので、今回はどちらかを皆さんに選んでいただけるように「Roughatour」さんにお願いしました。


身長が157cmの私は、120cmの長さでしっかりロング丈、115cmの長さですっきり丈。私よりも身長が低い方は115cmの丈だと足さばきも良いかと思います。詳しいサイズは期間限定のオンラインショップに記載しますので、そちらをご覧下さいませ。(※一着ずつ仕上げられているため、1cm前後の誤差が生じる場合がございます。なにとぞご了承ください。)


*サイズの参考までに

【身長152cm】
Size 1(着丈115cm)を着用




Size 2(着丈120cm)を着用



【身長160cm】
Size 1(着丈115cm)を着用



Size 2(着丈120cm)を着用




ワンピースの3つの着こなし方を、Youtubeでご紹介しています。動画も合わせて見ていただくと、着た雰囲気や生地の感じなどがより分かりやすいかも! ぜひチェックしてみてくださいね。


「Roughatour」さんは一つ一つご自身で制作されているため、たくさんの数をご用意することが叶わず、今回は限定数をオーダー制にてご購入いただくかたちとさせていただきます。


「ここでしか買えない週末市」に合わせてこの期間のみオンラインショップをオープンいたしますので、こちらからお手続きくださいませ。また、ワンピースの生地特性やご確認いただきたい事柄もオンラインショップにてご確認ください。


お届けは9月の下旬ころを予定しております。限定数に達しましたらオンラインショップをclosedとさせていただきますので、なにとぞご了承ください。



この春、「週末市」でだけの特別なワンピース。どなたとお揃いになるのかしら、とワクワクしながら文章を書いております。皆さま良ければ、お手に取ってごらんください。

もちろん、ワンピースへのご不明点やお問合せも承っております。
お気軽にご連絡下さいませ。→ info@futana.shop


<ご購入はこちらから>

「atelier Roughatour」futana別注 茄子紺のワンピース
Size 1(着丈115cm)¥33,000(税込)
Size 2(着丈120cm)¥35,200(税込)

※こちらの商品は完売しました(3月29日追記)

※ご予約の受付は、限定数に達しましたら締切とさせていただきます。

※商品のお届けは、9月下旬予定です。

 

詳しい着こなし方はこちらからご覧ください!

←その他の「futana」の記事はこちらから
←その他の「第3回 ここでしか買えない週末市」の記事はこちらから

futana(フタナ)

京都市上京区中小川町241-6
TEL:075-406-5337
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
https://www.futana.shop/
Instagram「@futana_kyoto

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