見ていて楽しい、使ってワクワク 「マルミツポテリ」の器たち

今日のひとしな
2021.05.10

~「文月」「道具屋nobori」よりvol.10 ~

「マルミツポテリ」の器はとにかく選びがいがあって、いろんなジャンル、用途の器が揃っているのでセレクトが楽しいメーカーさんのひとつ。今回はその中から4つのシリーズをご紹介します。


(上)ラーゴ7寸皿 銀彩 ¥6,050、(下)ラーゴ7寸皿 鉄黒 ¥2,200

リムと内側のコントラストが美しいシリーズ、ラーゴとはイタリア語で、「湖」という意味だそう。重厚な鉄黒、それこそ反射した水面のような銀彩の二色は、それぞれ静かな湖のような印象。プレートの上にのせたものが浮き上がって見えてきます。

実はこのシリーズ、系列のカフェでデザート用として使っているんです。なので、手の込んだお料理をそっとのせてあげるのはもちろん、7寸皿のほうはケーキ皿として使うこともおすすめしています。9寸皿は思ったより大きめなので、それこそお肉やお魚の一品料理と付け合わせをのせたり、動きのある盛りつけにぴったりです。

(左)クルヴァーレ5.5寸鉢 黒 ¥2,420、(右)クルヴァーレ4寸鉢 銀彩 ¥2,750

印象的な曲線が波打つのはクルヴァーレシリーズ。

中央に盛り付けると自然と綺麗な余白ができて、しっとりとした高級感が漂います。第一印象は、一見使いにくそうに見えますが、勝手に盛りつけ上手にしてくれる汎用性の高い器です。ポイントとしては、盛りすぎず、あくまで中央にポツンとのせるのが大事。料理で使わない日は大事に食べたいおやつを高級仕様にすれば、食べすぎ防止にもなる。

……多分。

(右上)・(左下)ヴィーニュ プレートS ¥1,980、(左上)・(右下)ヴィーニュ プレートL ¥2,970

まるでヨーロッパのアンティークのような落ち着いたトーンのヴィーニュのプレート。銅板転写で絵付けされたのびのびとしたブドウの絵柄、落ち着いたブルーとブラウン、そして地の白も真っ白ではなく淡くくすんだ色味でこだわりを感じます。

Lサイズはフルーツやお菓子の盛皿として、Sサイズは取り皿としても使いやすく、どちらのサイズも程よい深さがあります。料理を盛りつけることで完成する絵皿の楽しみや、普段の食卓へ新しい変化を求めている方におすすめの器です。


(左)スーチョンタンボールM ¥2,420、(右)スーチョンタン5.5”プレート ¥1,100

スーチョンタン、紹介した中でも特に口に出して言ってみたい、この変わった名前の由来はパクチーをたっぷりとのせたベトナムの麺料理のこと。この灰汁色、一見パッとしない色味に見えるのですが食べ物をのせるととても映えます。土っぽいざらっとした手触りと荒土の風合いに不思議な魅力があるようで、店頭でもオンラインでもまとめて購入されることが多い器の一つです。そして陶器にしては薄く軽く、普段使いしやすいつくりとなっています。

まだまだ紹介したいものもありますが、本日はここまで。
次回もどうぞお楽しみに。


text: ヨシタケ(道具屋nobori)

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文月/道具屋nobori

「文月」
住所:東京都台東区寿3-7-1
営業時間:11:00~18:00
定休日:水曜日
https://fuzukikuramae.stores.jp/
instagram:@fuzuki.kuramae

 

「道具屋nobori」
住所:東京都台東区寿2-9-17
営業時間:11:00~18:00
https://fromafar.stores.jp/
instagram:@douguya_nobori

 

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