おしゃれの仕上げは髪型にあり?

ナチュリラ
2021.05.19

どんなにおしゃれをしても、髪型が決まらないだけでどうも気分が乗らない……なんてことありませんか?装いと同じくらい、メンタルも見た目の印象も左右するヘアスタイルとの向き合い方をヘアスタイリストの大谷猶子さんに教えていただきました。


 



40代、50代と年を重ね、白髪や髪質の変化と向き合わなくてはならない年代になると、「これ!」という自分のスタイルを持っている人でも、若いころのようなつやがなくなったり、思うように髪がまとまらなかったりという悩みが増えてくると言います。

「髪も肌と同じように年を重ねていくので、変化していくのは当然です。その変化にいち早く気づき、寄り添う提案をしてくれる信頼できる美容師がいることも、大人世代には大切。」

つきあいが長くなればなるほど、カルテが蓄積されていき、髪の状態を熟知した上で、その人の “こうありたい” という理想像に導いてくれる存在になり得るのだとか。

「美容室難民でいろんなサロンを渡り歩くのもそれはそれで経験。長くつきあえるパートナーを焦らずじっくり探してほしいですね」

似合う髪型はどう見つける?
美容院で伝えたいポイント


マニュアルよりもまずは
“自分がどうありたいか” を明確に


ヘアスタイルは、自分を表現するための手段のひとつ。最初からヘアカタログのサンプルを見て探り出すより、まずは自分自身と向き合って決めることが大切。少し流行も取り入れたいのか? 流行にはとらわれず、今の自分らしさをキープしたいのか? といった具合に、自分の中で理想像を固めることからスタートしてみて。

“5年先、10 年先にどうありたいか?”
までをイメージして伝えて


今したいスタイルも大切だけれど、5年先、もしくは10年先と長いスパンで先々の自分を思い描いて。たとえば、白髪が気になる人なら、それを生かしながら10年後にきれいなグレイヘアをめざしたいのか、それともずっと染め続けていきたいのか。将来の理想像によって使うカラー剤も変わってくるので、しっかりイメージして伝えて。

「これが好き。これは嫌い」の
情報は多ければ多いほど◎


好きな洋服のブランド、憧れている女優さん、気になった雑誌のスナップ写真……。その人にとっての〝好き″の要素がわかると、美容師さんもイメージが湧きやすい。資料は多ければ多いほど、パーソナリティを理解してもらうのに効果的。“好き” を明確にしづらいようなら、“これだけは嫌” という要素を伝えてもOK。

illustration:Takako text:坂本祥子

 


『ナチュリラ vol.53』より

 

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Profile

大谷猶子

Yuko Otani

都内の美容室で修業後、独立し渡米。ニューヨークのヘアサロンで経験を積んだ後に帰国し、2013年に東京・恵比寿に完全予約制のヘアサロン「オルタネ」をオープン。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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