スカーフで楽しむ春夏おしゃれ 「KEIKO NISHIYAMA」の色と柄で、日々にワクワクを【後編】
緻密なタッチで繊細さがあり、色づかいや不思議な絵柄には大胆さもある。見る人を惹きつける魅力が満載の「KEIKO NISHIYAMA」のテキスタイルについてお話を伺い、自分も色、柄を楽しむおしゃれにトライしたいと思ったツダ。まずは、気軽に取り入れることができ、アレンジしやすいスカーフからチャレンジすることに。後編の本日は、デザイナーの西山さんに、ワンポイントで色、柄を効かせるコツを教えていただきました。
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ツダ(以下、ツ)「憧れつつも今までトライできなかったスカーフ。西山さん! スカーフを選ぶポイントと、おしゃれだけど簡単な巻き方を教えてください!」
西山さん(以下、西)「巻き方さえ慣れれば、スカーフは簡単にアクセント付けができる便利アイテムになりますよ。今日は、春夏におすすめのシルクとコットン素材のものを用意しました」
西「こちらはシルクのスカーフ。シルクは保温性があるので、風が冷たく肌寒い春先や朝晩の寒暖差が大きい日に大活躍します。なめらかでつや感があり、発色もいいので、着こなしに華やかさを添えてくれます」
西「夏に近づいてきたらサラリと通気性のいいコットン素材がおすすめ。シルクと違い、ほどよくカジュアルさがあるので、気軽に取り入れやすいですよ。これらはハンカチブランド『Swimmie』とコラボレーションしています」
ツ「素材の違いで、絵柄の表情も変わりますね。色づかいが多くカラフルですが、落ち着きのあるトーンが大人っぽく素敵です」
ツダが一目惚れしたのは、海の生き物をテーマとしたこちら。のんびり泳いでいるような海亀にくぎ付け。水族館好きにはたまりません! こうした自分の“好き”を身につけることができたら気分も上がりますよね。
【1】シルクスカーフで、顔まわりにつやを添えて
まずは、シルクスカーフの首元アレンジから教えていただきます。今回は大判の90×90cmを使用しました。
①裏面を内側にして、中心に向かって半分の位置まで、上、下ともに3回折る
②二つ折りにする
③さらに二つに折る
④首に巻き、交差してひと結びをする
⑤通して上になるほうで輪を作る。指で押さえている箇所を、もう一つのほうでぐるりと一周巻いて片蝶結びにする
⑥ギュッと結び、形を整えて完成
ツ:「白のシンプルなブラウスに、とても映えますね! いつものコーディネートがぐんと上品になりました。おしゃれなだけでなく、肌寒いときには首元をカバーできるのも嬉しいです」
西:「少しスモーキーなサーモンピンクは、日本人の肌色になじみがよく、顔色も明るくなるのでおすすめです。トライしやすい小花柄ですが、実は畳んだときやアレンジの仕方によって大胆に花が見えるよう意識した柄の配置となっています」
【2】ベルト風に巻いて、スカートをイメージチェンジ
【1】と同じシルクスカーフ(90×90cm)を使って、ウエストにアクセントを効かせる巻き方を教えていただきました。
①【1】①~②と同様に折って細くしたスカーフをウエストに巻き、左右の長さを変えて手にもつ
②短いほうをひと結びにして輪を作る
③長いほうを下から輪に入れて通す。
④逆側にギュッと引っ張り合って強く結び、形を整えて完成。
西:「リラックスしたはき心地が魅力のウエストゴムのスカートは、家でも外でも重宝しますよね。活躍の機会が多いアイテムだからこそ、少しアレンジを加えてみると変化が出て楽しいですよ」
ツ:「着こなしがワンパターンになりがちだったスカートが新鮮な印象です! スカーフをプラスしただけで、気持ちがアップ。なんだかワクワクしちゃいます」
【3】コットンスカーフで、夏のワンツーコーデにアクセントを
次は夏におすすめのコットンスカーフ。今回は65×65cmを使用しています。
① 【1】①~③同様に折って細くしたスカーフを首に巻く
②ひと結びをしてできた結び目の中心に、もう一つのほうを上から通す。
③両端を引っ張り合い、結び目を首元まで上げ、形を整える
西:「夏をイメージして涼しげなブルーが多いスカーフを選びました。地色のほんのり薄いピンクは日本人の肌になじみやすい色で、白Tシャツとの相性もバッチリ。淡いイエローやブラウンが、スカートのベージュとさりげなくリンクしています」
ツ:「スカーフはコーディネートの色とリンクさせると、着こなしにまとまりが生まれますね! コットン素材だからTシャツとマッチ。カジュアルな着こなしだけれど、ほどよく女性らしさも。絶妙なバランスが最高です!」
【4】夏でもシルクスカーフ! シンプルなスカートに遊び心をプラス
夏に向けてシルクスカーフの出番が少なくなる時期におすすめのアレンジ方法。スカートに巻きつけると、柄を大胆に楽しめます。使用したのは、90×90cm。
①半分に折り三角形にして、腰にひと巻きする
②ひと結びをして、上になる方で輪を作る
③指で押さえている箇所をぐるりと一周巻いて、方蝶結びにする
④巻きつけたほうと片リボンを引っ張り合い、キュッと強く結ぶ
⑤リボンの形を整えて完成
ツ「柄ものアイテムが気になる夏にぴったりのアレンジですね。爽やかなミントグリーンが素敵! 同じ色や柄のボトムはハードルが高くても、これなら気軽にトライできそう。花柄がたくさん見えると、なんだか心も踊るようです」
西「ミントグリーンはオールシーズン重宝しますし、大人っぽくまとまりますよ。見ているだけで癒される色合いに仕上げました」
様々なスカーフアレンジを教えていただいた取材当日は、その後も何だかご機嫌に、残りの仕事も元気よく取り組めたツダ。カラフルな色や柄を身にまとうことで、気持ちがぱぁっと明るくなり、パワーをもらえることを実感しました。
そして「KEIKO NISHIYAMA」のテキスタイルには、美しいだけではない不思議な魅力があり、身につける面白さがある。それが、元気をもらえる秘密であるようにも思ったのでした。
心がざわざわしてしまうことが多いご時世。そんな時こそ、「KEIKO NISHIYAMA」が描く色、柄で、毎日にワクワクを取り入れてみませんか?
photo : 有馬 貴子
https://ja.keikonishiyama.jp/
instagram:@keikonishiyama
「ilo tarina(イロタリナ)」
「KEIKO NISHIYAMA」の服を中心に、東京とロンドンの文化・アート・ファッションがミックスされたショップ「ilo tarina」が7/7(水)にオープンします。
■住所 東京都杉並区浜田山3-34-17
■営業時間
OPEN 11:00 CLOSE 18:00
■お問い合わせ press@keikonishiyama.jp
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