セミオーダー制で一点一点手作り「YAMMA(ヤンマ)」のお洋服

今日のひとしな
2021.09.19

~「SABI」より vol.19 ~

もうかれこれ10年以上のお付き合いになりました、「ヤンマ産業」のお洋服。


(写真提供:松本のりこ)

「ヤンマ産業」は、山崎ナナさんが代表のお洋服ブランド。「ヤンマ産業といえば、会津木綿」というほど、会津木綿を使ったお洋服が特に人気です。



そんな「ヤンマ産業」が立ち上げたアパレルブランド「YAMMA」のお洋服は、基本的に受注会で注文をしていただくセミオーダー制。たくさんの洋服サンプルの中から好きなデザインを選び、生地見本の中から色を選んでいただきます。丈や袖の長さを変更することも可能。そうして数ヶ月お待ちいただいている間に、一点一点手作りされて出来上がるという流れです。

受注生産をすることで、洋服の過剰生産を防ぎロスをなくすというメリットを山崎さんは大切にしています。洋服を制作しているのは、仕事をリタイアされた年配の方々。(今は若い方もいるそうですが)かつてはその道のプロだった人達です。なので洋服には作った人の名前が書かれていて、半年の修繕保証がついています。時間をかけて選んで、一点一点作られるという工程を経て手元に洋服が届く……。とても愛着のある一着になります。

「YAMMA」のお洋服の生地は、主にリネンと会津木綿。会津木綿は会津地方の伝統的な木綿生地です。寒い地域の木綿なので夏は涼しく、冬に暖かい性質があるので、一年を通して着て頂けます。

織りの柄が豊富で、昔ながらの伝統柄、「YAMMA」のオリジナル柄など、色使いや縞のデザインのバリエーションが沢山! なので、受注会の時は皆さんとても迷われます。「YAMMA」のお洋服は流行にとらわれない、長く着られて心地よく過ごせる日常の服。だから「去年買ったけどデザインが古いから今年は着たくない」ということはありません。

メンズサイズのお洋服もあります。ご夫婦やカップルでいらして下さる方も。

舞台衣装を作っていた山崎さんだからこそ、着やすさや、着た時の雰囲気なども考えられているのだと思います。そして価格も抑えられており、主婦が「これなら出せる」という価格帯にしているのも、ファンが多い理由だと思います。

今年の受注会は9月23日(木)~27日(月)の5日間です。いつしか、年一回の「SABI」の一大イベントとなりました。毎回、和気あいあいと開催しております。お一人で来られる方がほとんどですので、初めての方も是非いらしてください。サンプルが沢山並びますので、たっぷり時間に余裕を持って来てくださいね!

より「YAMMA」のことを知りたい方、会津木綿に興味を持たれた方は、『YAMMAの服にできるコト』(著/山崎ナナ、小学館)も是非チェックしてみて下さいね。


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SABI

住所:群馬県高崎市通町60
TEL:027-325-0225
営業時間:12:00~17:00
定休日:火曜、水曜
http://sabi-web.com/
instagram:@sabiphoto

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