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異なる織り柄を上下で合わせて

おしゃれさんコーディネート

2021.09.06

大阪・箕面「ALPOA(アルポア)」

大阪・箕面「ALPOA(アルポア)」の山本えりです。皆さまお久しぶりでございます。
またまたコーディネートを5日間特集にてご紹介できる機会をいただき、うれしいかぎりです。甘くなりすぎず、かといってメンズライクすぎないというか、そんな曖昧なバランスを楽しみながら、今回もご紹介させていただきたいと思いますので、どうぞお付き合いのほどよろしくお願いします。

9月は秋冬シーズンのアイテムも色々と立ち上がり、はやく着る機会がこないかなぁと待ち遠しく想いますが、やはり残暑もあり、ウール製品をはじめ毛足のあるアイテムは、まだまだ手が出しにくい季節です。そこでこれから訪れる秋冬の季節を意識しつつ、この端境期から使える新たなアイテムを中心に、私たちにとっての定番的通年品を取り入れたスタイリングをご紹介したいと思います。

織りによる柄のアイテムを上下で組み合わせて、軽装ながらも秋冬の季節感を楽しむ感じのコーディネートです。

トップスは「alalé (アラレ)」、フランスのアトリエメイドによるブラウスです。とても上質で丁寧に織られたドビーストライプは印象的な表情。首元の立体的で特殊なアウトラインが可愛い襟や、袖口は絞れて形を変えられるなど、細かなディティールがとても素敵です。

パンツは緩いトップスとつながりのよいシルエットの「NEEDLES(ニードルズ)」の“H.D.P. Pant”。まっすぐに織られたチェック柄ではなく、ランダムな線や多色使いにより、とても奥行きのあるテキスタイルで、立体的なシルエットも絶妙なパンツです。

手元には、シルバー100%のスプーン型のようなフォルムがスタイリングに落とし込み易く、他のアクセサリーとも合わせ易い「Touareg Silver(トゥアレグシルバー)」の“Bangle 06”を。
重厚感と華奢な雰囲気がひとつにまとまった、私たちお気に入りの名作バングルです。

合わせたバッグは、絞って肩かけにしたり、トートとして手持ちにしたり、形を変えられる「ERA.（イーラ）」の“TAS HELMET BAG”。イギリス空軍のヘルメットバッグで違う年代のディテールをマッシュアップしたデザインです。ファブリックのタッサーナイロンは軽量かつ撥水性もあり、普段使いはもちろんですがエコバッグとしても抜群のサイズ感と仕上がりです。シンプルなスタイルの時は絞って巾着型にすると存在感もあり全体的に雰囲気よくまとまります。

日中との寒暖差がある時間帯や季節が進んたときは、上からミリタリーなアウターを羽織って。

コチラはユニセックスでのサイズ展開の「Porter Classic(ポータークラシック)」“SUPER NYLON STRETCH COAT”。技術的にとても難しいとされるナイロンの染めや加工を得意とする「ポータークラシック」ならではのコートです。アンダーが薄手でも厚手でも、はたまた重ね着をしていても、ガバっと上から羽織れてしまうざっくりとしたシルエットバランス。一見すると無骨さが際立ちそうですが、微光沢のあるようなファブリックやポケットや付属使いにより上品さも垣間見えるミリタリー的フーディーアイテムです。