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フタナ【週末市#2】眼鏡やサングラスに天然石の眼鏡チェーンを

ここでしか買えない週末市 2021秋

2021.08.28

みなさんこんにちは。京都にあるセレクトショップ「futana（フタナ）」の土井菜子です。この秋の「ここでしか買えない週末市」では、２つのアイテムをご紹介させていただいています。「MARTAU.」さんのバッグに続いて二つ目は「Niki.du.poulain（ニキドゥプーラン）」さんにお願いして作っていただいた、とっておきのひとしな。それは……

「眼鏡チェーン」です！

と、意気揚々とご紹介させていただきましたが、眼鏡チェーンと聞いてピンとこない方も沢山おられるかと思います。眼鏡チェーン（グラスコードとも言いますね）とは、眼鏡の左右のつるの部分を橋渡しして、眼鏡を使わない時にそのまま首からかけて持ち運びしたり他の作業をしたりできるものです。と、文字で書くと少し分かりづらいので、まず実際に使っている様子をご覧下さい。

皆さまいかがでしょうか。どんなご感想を持たれましたでしょうか。

眼鏡チェーンを使う大きな利点は、「眼鏡をはずす時に、都度ケースに仕舞うことなくそのまま持ち運びできる」ことです。私は普段からサングラスや眼鏡をかける習慣があり、バッグに必ず一つは眼鏡が入っているのですが、一日かけたままではなく外すことも多くあります。

サングラスだと、買い物や屋内に入る時には外す必要があるし、普通の眼鏡も例えばお化粧直しや髪の毛をくくり直したりする際に必ず外します。そんな時、ズボラな私は「ケースに仕舞う」というワンクッションが少し手間に感じられ、かといってケースに入れないのは少し心許ないので、常々「眼鏡チェーンがあったら便利だろうなぁ」と思っていました。

今回、結果的にとても素敵な、眼鏡チェーンを作ってもらうに至ったわけですが、実ははじめからNikiさんに作って貰おうと決めていたわけではありませんでした。Nikiさんには最初、イヤリングやピアス、もしくはネックレスをお願いしようとしていたのです。それは自分の中で、「眼鏡チェーンは実用品」と無意識に思っていたからかもしれません。「ドレスアップする」「アクセサリー」「装身具」というカテゴリーには入っていなかったのです。

でも、何かの折りにふと思い出した眼鏡チェーン。長らく欲しいと思っていたもの。眼鏡チェーンをNikiさんに作ってもらったらきっと素敵！と点と点が繋がって、その場ですぐに電話したのでした。そうして作っていただいたサンプルを見た時、「これはもう、実用品ではなくて装身具だ」と直感しました。

実用品としてというよりも先に、高揚感と幸福感のために身につけるもの。身につけることで、気分がふと華やぐひとしな。そして、なおかつ、とても便利。これがあれば、これからますます増えていくであろう眼鏡との時間がより楽しく心地よいものになるとウキウキしています。

そして今回「実用品を装身具として堪能する。」という一連の流れをNikiさんと共有できたことがとても嬉しい。「MARTAU.」さんの時にも感じたことなのですが、こと細かに伝えていないにも関わらず、思い描いていた以上に素敵に形にしていただけたということにとても心地良さを感じます。共通の感覚を有することへの喜び……。

こちらの眼鏡チェーンも「MARTAU.」さんのバッグと同様、白と黒の二色で作っていただきました。

白は天然石。柔らかな質感の白と、天然石ならではのふぞろいな丸。身につけると、優しく穏やかな雰囲気にまとめてくれます。