大人のティータイム Vol.3

大人になったら、着たい服
2021.08.18

自宅で過ごすことが多くなっている昨今。おしゃれなあの人はどんなティータイムを過ごしているのかちょっとのぞかせていただきました。お茶、器、お菓子……。好きなものの足し算は洋服と同じ、自分を元気にするための暮らしのコーディネートです。

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飲み物やお菓子に合わせ、
道具を見立てる時間が好き

「モリス」 森脇ひろみさん


午前10時にひとりでティータイム。昼食後はギャラリーで娘さんと。3時にはおやつも欠かせません。「飲み物やお菓子に合わせて、お道具を考えるのが至福の時です」と森脇さん。この日は木工作家・富井貴志さんのお弁当箱に、「亀屋友永」の紅白の小丸松露を。細川護光さん作の小皿には「杵屋」のくるみ大福を。「柳櫻園」の香ばしい刈番茶とともにいただきます。時間をかけて食卓を整えるのは、なんだか大人のおままごとのよう。


1.井山三希子さんの長皿をトレイ代わりに。森本仁さん作の蓋碗など。 2.コーヒーは、山口和宏さん作のトレイにヴィンテージや内田京子さんのカップで。

 


仕事の合間にも、誰かと
過ごす時間にも、いつもお茶を

グラフィックデザイナー 伊庭貞江さん


仕事に取りかかる前に、まずは「一保堂」のいり番茶を一杯。「私にとって、『お茶を淹れる』ということは、リラックスというより、スイッチをオンにする儀式みたいなものなんです。集中できるんですよね」と伊庭さん。一方、おいしいお菓子が手に入ったり、誰かとおしゃべりしたり、映画を観るひとり時間には「エスキーナ」の豆でコーヒーをいれてちょっと特別なひとときを。「振り返ってみたら、いつもお茶と一緒の毎日ですね」


1.兵庫県西宮市「エスキーナ」のコーヒー豆エチオピア(深煎り)を。 2.「 一保堂」のいり番茶はティーバッグで。

 


仕事を辞め、生まれて初めて
昼間のひとり時間を満喫中

髙橋初美さん


ファッションの第一線で忙しい毎日を送っていた髙橋さんですが、昨年から北海道へ拠点を移し、ちょっとゆったりとした時間を楽しむようになりました。「今年は私にとってリセットの年ですね」と語ります。最近のお気に入りは、黒豆、ナツメ、龍眼などが入った和漢ブレンドティーや、ジンジャー、リコリスなどが入ったデトックスティー。朝、ご主人を見送ってからゆっくり過ごすティータイムは、初めての体験で新鮮です。


1.「 ユーハイム」の北海道限定「ノース ハーベスト」。 2.旭川「タイセツコーヒー」のドリップパック。 3.台湾の和漢ブレンドティーとオーストラリア「ラブティー」のデトックスティー。

 

text:一田憲子

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