板倉直子さんのデイリースタイル【10月編】 #秋のはじめのニット

おしゃれさんコーディネート
2016.10.23

『大人になったら、着たい服』で人気の板倉直子さん(セレクトショップ「ダジャ」ディレクター)の日々のおしゃれをご紹介するマンスリー連載。10月も半ばを過ぎて、今週あたりから本格的な秋がやってくるといわれていますね。本日は、そんな秋のはじめに板倉さんが実践するニットの取り入れ方のお話です。

 

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昼間は暑さが残ったり、朝晩は肌寒かったり、秋のはじめは着るもので温度調整が必要ですね。私はこの時季、ニットの肩掛けをよくします。コーディネートに薄手ニットが入るだけで秋らしい表情になるんです。六分丈のパンツは以前にもこの連載でご紹介した「ハバーサック」のパンツの色違い。こちらは少し薄手でヘリンボーン織です。肩にかけたのは、「ソーノ」の薄手ニット。全身をブラック~ネイビーでまとめて、靴、ベルト、ニットのキャメルをアクセントに。肩にかけたニットの色がポイントになって視線が上がり、スタイルよく見せる効果も。

 

 

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肌寒いような、動くと暑いような……そんな日もやっぱりニットの肩掛けです(笑)。赤いタータンチェックのシャツワンピースは「ガーデンズ オブ パラダイス」。これが着たくて秋が来るのを待っていた、大好きなアイテムです。ワンピースの色と柄を生かすため、他のアイテムはすべてブラックでまとめました。肩にかけたのは「ジョン スメドレー」のハイゲージニット。上品で薄手のニットは、1枚で着てもさまになり、白シャツやTシャツに肩掛けしてもいいバランスになる、私の定番ワードローブのひとつです。

 

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この日は「スティアンコル」のコットンリネンのボタンダウンシャツに、「リゾルト」”713”を合わせました。コンパクトなシャツなので、裾を出して着ています。温度調節とコーディネートのポイントに、袖口にラインが入ったチルデンニットを肩掛け。白シャツ&デニムのほどよいアクセントになっていると思うのですが、いかがでしょうか? ちなみにクロゼットの中の白シャツを数えてみたら、17枚ありました(笑)。他の方には分からないかもしれませんが、自分では着こなしによって、どの白シャツがよいか、その都度チョイスしています。

 

いよいよ本格的な秋の気配。ニットが恋しい季節になりました。普通に袖を通すだけでなく、肩からさっとかけるだけでも、秋らしさが演出できるんですね。これは、明日からでも真似できるアイデア! 皆さんもぜひ、試してみてくださいね。次回の更新は11月。さらに深まる秋の装いをお届けする予定です。どうぞ、お楽しみに~。

Daja(ダジャ)
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定休日:火曜日

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