万古焼作家・苫米地正樹さんの‟お香立て”

今日のひとしな
2021.12.24

~「DOKODO」より vol.24 ~

2日連続で姉妹店「着楽」からお送りします。昨日はお香を紹介いたしましたが、本日はお香立て。「着楽」で取り扱いのある万古焼作家・苫米地正樹さんの作品です。

いつもはお皿やお茶碗を取り扱っているのですが、「着楽」でお香のお取り扱いが増えてきたので、苫米地さんに無理を言って、特別にお香立てを作っていただきました。

今作は一点一点実際に轆轤(ろくろ)を回して製作しています。

底面でご確認頂けるように、まずは若干赤みのある粘土を使用して椀型を形成。その後黒い釉薬を全体に付着させて焼成することで、ガラスのような、または金属のような、複雑で凛とした質感に仕上げられています。

椀型の天面にはお香を立てる孔が開けられており、ここにお香を立てることによって椀部分全体で灰を受けるような構造となっています。スティックタイプのお香はもちろん、線香タイプだったり、コーン型だったり、時期が来たら蚊取り線香を置くこともできそうです。


形や色味から相談させて頂いて、本当に満足のいく仕上がりにして頂いたので、皆さんも、良ければ、ぜひ。

苫米地さんのほかの作品が気になる方はこちらからどうぞ。個展の情報なども書いてあったりするので要チェックです!

 
DOKODO(ドコド)

三重県四日市市日永5-12-16
TEL:059-349-6815
営業時間:12:00~20:00
定休日:火、水曜(祝日は営業)
https://dokodo.jp
Instagram「@dokodo_mie_official

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