お供はやっぱり苺！のフレンチトースト

「SOITOGE」長岡正子さんvol.1

こんにちは。２月を担当させていただくことになった、栃木県益子町の「SOITOGE（ソイトゲ）」の長岡正子です。
とにかく美味しい物を食べるのが大好きで、外食をするのも勿論好きですが、究極は自宅で作る食事が一番だと思っています。食材、調味料、火加減、テーブルや口に運ぶタイミング等、自分好みの絶妙な瞬間に食事が出来ることが、なにより至福の時では。
お友達が食事に来てくれる時も、出来上がったものを並べる形ではなく、お喋りしながら、作りながら、食べながらなので、ほとんど立ったままのおもてなしになってしまうのですが、温かい物は温かいうちに、冷たい物は冷たいまま、すぐに食べてもらいたく、普段の生活でもパタパタとキッチンで過ごしています。
そんな我が家の朝食を４回にわたってご案内させていただきます。どうぞよろしくお願い致します。

朝食は毎日が完璧な料理ではありませんが、その時の気分や体調、季節や旬な食材等を中心にメニューをアレンジしています。
店舗兼住居で暮らす私達、地元益子の食材を中心に食べています。特に苺は、隣の真岡市は日本一の苺の生産地。美味しくて新鮮な苺が産直で手に入ります。この日も苺農家さんのお客様からの御裾わけで、新品種ですよ～と沢山の苺を頂きました。
おやつで食べるのは勿論ですが、子供達も大好きなフレンチトーストのお供として苺を添えるのが、この時期の我が家の定番朝食のひとつです。

この日の献立
・フレンチトースト
（市販の８枚切り食パン、宇都宮の卵明舎のたまご）
・はちみつ
・カフェモカ
（子供達は温かいアールグレイ）

朝食ではワンプレートでまとめることが多く、特にオーバル皿は盛り付けしやすいので、我が家では良く使います。
中でも広瀬佳子さんの洋皿Ｌは大活躍で、エレガントな輪郭と、程良い厚みと重みがある質感が相まって、日常使いにぴったりな安心感とお洒落心がバランス良いお皿です。

広瀬さんの作品は、昨年末のforme展でも展示販売をし、素敵な作品ばかりでしたが、洋皿は３サイズあり、中でもＬサイズは、元々かなりの重さのある型を使い作陶されているので、入荷する数が限られていることもあり、とても人気があるお皿です。
そして広瀬さんの創り出す器の釉薬は、どの色も情緒と品のある仕上がりが多く、今回は今の季節に合った、霜降りグレー（雪の結晶が散りばめられた様な）を選んでみました。フレンチトーストは仕上げに必ず粉砂糖をまぶすので、お皿の霜降り感と相まって、ますます美味しそうに見えます。
近くに添えた小さな雫型のピッチャーも広瀬さんの作品です。
掌に納まる程、小さな大きさでドレッシングやタレ等を入れる時に使っています。我が家では食べる寸前にお料理に掛けて欲しい時にピッタリの器です。
釉薬の色は、とても趣のある白茶（マットな白に焙じ茶の様な味わい深い色が相まった色）色です。
食べる人が自分で料理に一手間掛けてから食べることも、楽しく食事をする工夫のひとつだと思います。

カップは、杉沼里美さんの雪の結晶のマグです。真っ白でマットな質感がとても綺麗で、寒い朝、このカップに温かい飲み物を注ぎ、湯気が立つ様がなんとも美しくて。
冬のこの時期を楽しむ為の一品です。
朝は慌ただしいことも多いので、コーヒーはネスプレッソマシーンにお任せしてます。私は最近、カカオ70％のココアを入れて、カフェモカにするのがお気に入りです。砂糖等の甘味料を使わなくて、ほのかな優しい甘みが加わわり、朝のお目覚めコーヒーとして楽しんでいます。

◎洋皿Ｌ（広瀬佳子さん）
◎しずくピッチャー（広瀬佳子さん）
広瀬さんのこちら作品は企画展にての販売のみとなります。常設コーナーにて他の素敵な作品も展示販売をしております。

◎マグカップ（杉沼里美さん）
杉沼さんの作品は企画展のみでの販売となります。

◎カトラリーレスト
店頭にて定番商品としてご購入可能です。

◎フォーク（クチポール）
私物

1回目の我が家の何気ない朝食をご覧いただきありがとうございました。
それでは次回もどうぞよろしくお願い致します。

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