愛情たっぷりに作られた辺銀食堂の石垣島ラー油
~ MIGO LABO(ミゴラボ)より vol.11 ~
10年以上前から我が家では欠かせない調味料となっている「辺銀食堂の石垣島ラー油」。現在ではMIGO LABOのお取り扱い商品にもなりました。
私がこのラー油の存在を知ったのは 12年前に写真撮影を担当した単行本『ケンタロウの島ごはん』の石垣島でのロケ中のことでした。
辺銀食堂の上にある厨房にお邪魔し、巨大な寸胴鍋を使ってラー油を仕込む作業を撮影したのですが、唐辛子、島こしょう、山椒、ウコン、ゴマなど石垣島の食材がたっぷりと入っていて香ばしい匂いが漂っていました。辛いものに目のない私のテンションは上がり、シャッターを押し続けたのを覚えています。
事務所では手すき紙のラベル貼りや紐を縛ったりなどのパッケージの仕上げが一つ一つ手作業で行われていて、小さなひと瓶に関わる人々の愛情が詰まっているのが伝わってきました。
その後も家族旅行で石垣島に遊びに行った時には奥様の辺銀あいりさんと食事をご一緒したり、島を案内してもらったりしました。石垣島の自然や人々のおおらかな雰囲気を味わうことができ、まるで地元にいるかのようなリラックスした時間を過ごすことができました。
「石垣島ラー油」の魅力は一度食べたら病みつきになる旨味にあると思います。辛いだけではなく、材料ひとつひとつの味が仲良くまとまったグルーブ感は他のラー油とは一味違った安定の美味しさを醸し出します。
最近では激辛味バージョンも発売され、新たなファンが増えているとのこと。辛いもの好きな私はいろいろな料理に激辛味バージョンを入れて味わうのが最近の楽しみになっています。
辛いものが苦手な方はまずノーマルから、辛いもの好きな方は是非、一度激辛味をお試し下さい。
写真・文 石黒美穂子
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