女性目線のアウトドアショップ「OutdoorLife kano（カノ）」が「今日のひとしな」に登場です

あっという間に5月も最終日ですね。明日からは、デイリー連載「今日のひとしな」のお店もバトンタッチ。本格的なアウトドアシーズンを前に、テントやランタン、外ごはんを楽しめる調理道具など、キャンプで活躍するアイテムを多く揃えるアウトドアショップ「OutdoorLife kano（カノ）」に、6月の連載を担当していただきます。

アウトドアアイテムは本格的な道具が多いので、専門店というと、初心者には少し敷居が高かったり、男性のお客さんが多くて気おくれしてしまったりしまいがちですよね。でも皆さん、心配ご無用ですよ！

今月登場する「kano」は、女性目線のアウトドアショップなのです。商品をセレクトするのも、店内で使い方やおすすめポイントを教えてくれるのも、はたまた店舗をリノベーションしたのもすべて、アウトドア大好きな女性スタッフたち！ 皆さんやさしく教えてくれるので、大人世代の女性でも安心ですね。「お手軽キャンプから始めてみたいけれど、まず何を買ったらいいかわからない」「おしゃれなデザインのアウトドアアイテムがなかなか見つからない」……そんなお悩みがあっても安心して相談にのってもらえそうです。

「kano」の店舗があるのは静岡県静岡市の山間地、新東名高速道路の新清水ICからすぐのところ。車で行きやすい場所ではありますが、実は静岡市内とは思えぬ自然豊かな山の中。近くには川が流れていて、少し車を走らせるとキャンプ場もあるのだそう。「せっかくここまで来たのだからと、長時間、のんびり楽しんでくださるお客さまが多いですね」と、店長の手塚さんは話します。

元は建材屋さんの倉庫とガレージだったという建物。大工さんの力を借りつつ、自分たちでできるところは壁を塗装したり、ウッドデッキを作ったりDIYでリノベーションして今の店舗に変身させたのだとか。




「什器や窓などは一部、倉庫に残っていた古いものを直して再利用しています。また、壁や天井に張った木材は、地元のオクシズ材を使っているところもひそかな注目ポイントです」

店内は木のぬくもりが感じられるホッとする空間で、まるで雑貨屋さんのような雰囲気。機能はしっかりしていつつも、おしゃれなデザインのアウトドアアイテムが並びます。



「たとえばランタンひとつでも、どういう使い方をしたいかでおすすめのものが違います。小さなお子さんがいたり大きなテントを張ったりする場合は、LEDの大光量のメインランタンが必須ですが、お店で人気があるのはどちらかというと、キャンドルのようなやさしい灯りを楽しむタイプのもの。デザインも少しレトロな感じで、これをテーブルに置くだけで気分が上がりますよね」と、スタッフの山崎さん。

また、普段の暮らしでも使えるキッチン用品が多いのも「kano」ならでは。「せっかくならキャンプでだけでなく、家でも使えたほうが嬉しいですしね。スタッフがみんなコーヒー好きなので、コーヒーグッズの取り扱いもどんどん増えています」

そしてもうひとつの特徴が、北欧デンマーク生まれのアウトドアブランド「Nordisk（ノルディスク）」のアイテムが充実しているところ。特に、人気のテントが常時7～8張も設営されているのは、全国でも珍しいのだとか。まるで映画や写真集に出てくるみたいな、白いテント、素敵ですね～。

「コットンを使用したテントは重さやお手入れなど、少し手間がかかる部分もあります。でも気に入ったものは、手がかかったとしても長く大事に使いたいし、何よりおしゃれで気分が上がるんです」

「kano」は、この6月でちょうど１周年。オープン時からずっと実現したかったというサービスも着々と準備中です。それは、敷地内にある母屋を改装して開くカフェ！ この連載終了後、夏に向けてのオープンを予定しています。
もちろんこのカフェ、ただのカフェではありません！ バーナーで火を沸かしてコーヒーを淹れたり、ホットサンドメーカーでホットサンドを作ったりと、ショップで販売しているアイテムを実際に使うことができる体験型メニューを予定しているそう。

「機能とデザインが両立したアウトドアアイテムは、なかなか使う機会がなかったり、高価なものもあったりするので、実際に使って納得してから購入してもらえたら、より長く愛用してもらえると思って。自分で作るホットサンドは本当に美味しいですよ！」

明日からの「今日のひとしな」をきっかけに、この夏からキャンプにハマッてしまう方が続出するかも?! ぜひ１か月間、アウトドアのワクワクをお楽しみくださいね。