第37回　家でゆっくり世界食ツアーへ！『おうちでできる　世界のおそうざい』について。

表紙の料理はイスラエルのシャクシュカ。おいしいパンを買った日に作ってみたい。

こんにちは。OyOyの佐藤です。
先日までのゴールデンウィークを久しぶりに楽しまれた方も多いと思います。京都にも観光の方々がたくさんが来られて、とても賑わいました。

今回ご紹介する本は荻野恭子先生の新刊、『おうちでできる　世界のおそうざい』(河出書房新社)です。
表紙には「食で世界を旅しましょう！」とあります。
国内は移動できても、海外となるとまだまだハードルが高い気がします。
タイで食べたヤムウンセンおいしかったな〜とか、フランスのあの店のフリカッセまた食べたい〜とか、なかなか行けないとなると、余計に食べたくなるもの。
世界65ヵ国以上を訪問し、その土地土地の味を現地のお母さんたちやシェフに習い知ることをライフワークにして来られた荻野先生が、家庭で手軽に各国のおそうざいを楽しんでほしい、との思いで作られた一冊だと思います。
レシピの間には荻野先生の旅の思い出や、その国の料理のエピソードが盛り込まれたページもあり、読みどころ満載です。
以前に数度荻野先生にお会いした際に、各国料理のことをたくさんお話しくださいました。現地の珍しい食材や初めての味に果敢に挑んで楽しんでいらっしゃる先生はとてもチャーミングな方でした。
私が気になるメニューはアルゼンチンの「エンパナーダ」とウクライナの「グレーチネヴァヤカーシャ」。…朝食は決まってこれが出る、とか現地の人たちが日々あたりまえに食べているメニューを楽しんでみたいです。
まだ作れていないので、近いうちに作って家でゆっくり世界食ツアーをします！

庭に新しく来たあじさい。最近できた和種のあじさい。色は変化するらしい。

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次回の京都「本と野菜OyOy」からは、６月１３日（月曜日）に更新予定です。どうぞお楽しみに！