「欲しい!」の声は海外からも 「forme」のレザーシューズ

今日のひとしな
2022.10.05

~「ソコノワ」より vol.5 ~

こんにちは。「ソコノワ」の髙橋です。本日は、特別な一足になる「forme(フォルメ)」の靴をご紹介。

2011年の「ソコノワ」オープン当初から、「forme」を取り扱い続けています。

オープンより前に、まだ靴職人として駆け出しだった「forme」の小島さんに、製作した革靴を見せてもらったことがきっかけで現在に至ります。

小島さんは、浅草にアトリエを構え、日本人に合う木型を日々研究されています。

その木型は細かな設計の為、流れ作業で作る大量生産型の工場では作れません。一時、革靴業界の不況もあり、近隣の靴職人が次々と廃業。「何とか、技術を持つ職人を残したい」という思いがあり、今は小島さん自身はデザイン出しを優先し、靴を縫う工程は浅草の靴職人たちへ頼み、みんなで輪になってこの「forme」の靴を製作をされています。

そんな「forme」は、いまや人気のブランド。

先日、他県から川越へ遊びに来ていたカップルが、たまたま通りにあった看板を見て立ち寄ってくださいました(ソコノワは裏路地にあって発見しにくいので、近くの通りに2つ看板を出しているんです)。ゆっくりと店内をご覧になり、「forme」の靴を発見。もともと「forme」を知っていたそうで、「ソコノワ」に並んでいた靴は、偶然にも気になっていた型。さらにサイズもぴったり。こんな出会いは二度とないだろうと、お買い上げくださいました。こちらとしても大変うれしい瞬間でした。

こんな店頭での靴との出会いのほか、オンラインショップで全国からの注文はもちろんあるし、インスタグラム経由で、海外から欲しいとのメッセージが入ったりもするんですよ。

「ソコノワ」のお客さまでも、愛用されている方がたくさんいて、ガシガシ履いてつるつるに磨くを繰り返すなど、それぞれの履き方により、靴に個性が出てきます。その変化を見るのはスタッフとしての楽しみのひとつ。革にしわが入り、自分だけの形になっていく様子は、本当にかっこいいんです。

写真のシューズは、‟Jodhpur”。ショートブーツタイプなので、これからの季節のコーディネートに馴染みます。

「ソコノワ」の店主が言うには、「最初に買ったブーツは今でも大切な一足。『forme』を好きな気持ちは、この先もきっと変わらないな〜」。きっとお客さまも同じような気持ちを抱く、そんなブランドです。

「ソコノワ」の店頭でも、オンラインショップでも、特別な一足との出会いが生まれますように。

 

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ソコノワ(川越)

住所:埼玉県川越市南通町16-5 ヨシダビル1F
電話:049-299-7285
営業時間:12:00~18:00
定休日:不定休
instagram:@sokonowa
HP : https://www.sokonowa.com

 

 

 

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