最終回「それでええねんよー」と背中をポンポンされた気持ちになった、土井善晴先生の『一汁一菜でよいという提案』と万願寺唐辛子について。
今回ご紹介するのは土井善晴先生の『一汁一菜でよいという提案』
愛読されている方も多いかと思います。
10〜15年ほど前に、雑誌や書籍などあらゆるメディアで「丁寧
その頃は、それがすごく素敵に見えて「そうそう、そうやんな」と土
が、息子たちの成長や仕事が変わったりなど生活に変化がある度に
そのうち、大量のご飯が炊けないから一升炊き炊飯器にしたり、早く
結局「じゃないと生活が成り立たない」のです。
やはり、その時の生活スタイルに合ったやり方じゃないと続きませ
時間がないときは、コロッケや餃子を買って帰るし、レトルトカレ
これは手抜きではないはず。
自分ですぐ食べられるもので、とりあえずお腹を満たして気持ちを
まだ作れるな、と思えば野菜を炒めたりお浸しを作れば、上出来!
しんどいなと思いながら作るより、「今日も疲れたけどおいしいな
なのでこの本を読んだときは、うなづきまくりました。
土井先生に「それでええねんよー」と背中をポンポンされたような感じでした
成人した息子たちはまだ家で一緒に暮らしているけれど、近い将来
さて、今月の OyOyのメニューのメインは万願寺とうがらしです。
この時期の夏野菜はじっくり育っているので皮は固くなりがちです
万願寺とうがらしは京都の北部にある舞鶴市が発祥とされています
とうがらしですが、辛味はありません。(まれに水不足などで辛み
一般的に出回っている万願寺とうがらしは緑の未熟果で、香りがさ
珍しいのが完熟した万願寺とうがらし。真
店頭のメニューでは、緑と赤の万願寺とうがらしをふっくらジューシ
収穫したてのかぼちゃは、さっとローストしてマリネに。ホクホク
ご縁があり、2年近く続けさせていただいたこの連載。
41回目の今
拙い文章にも関わらず、お読みくだったりコメントをくださったり
また、お会いできたらうれしいです。
営業時間 11:00〜21:00
TEL 075-744-1727
https://oyoy.kyoto/
Profile
佐藤夕伽子
京都「本と野菜OyOy」にて本の選書・売り場作り、運営を担当。
子供の頃から本はもちろん料理書が好きで、編集・メーカー企画販促・カフェ・雑貨店・書店などで勤務。ずっと本と食に関する仕事に携わる。大阪府出身で大阪と京都を行ったり来たり。社会人と大学生の息子ふたりと三人暮らし+ねこ。
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。