不思議なご縁で、はるばる北海道まで　鈴木さんの‟山のはちみつ”

～「toita」より vol.6 ～

愛知県豊田市に住む鈴木さんは、自然栽培の畑の傍ら、はちみつを採取されています。

４月はサクラやタンポポの蜜、５・６月はキハダ・クローバー・クリなどの蜜と、２種の百花蜜となります。その土地の自然を写しとった、はちみつという甘味。まだ見ぬ土地ながら、気持ちの良い風が吹き抜ける場所を想像しています。

鈴木さんは、「働き蜂はほんの一ヶ月くらいの命。たくさん生まれてくるのに、亡骸は箱にはないんだ。きっと一生懸命いのちを繋ぐ為に働いて、のたれ死んでいるのだろうなぁ……」とおっしゃっていました。その身を自ら土に返しているのでしょうか。

自然界のみんなは命を繋ぐため、子孫を残すため、黙々と生きている……という姿を、わら半紙に柔らかな文字の手紙で伝えてくれる鈴木さん。実はこのはちみつは、「toita」のお客さまと初の試みを試した‟物々交換”で届いたはちみつ。電話の声と、お手紙のやりとりで紡いでいるご縁。そんな不思議なご縁で、遠くから遥々北海道まで旅してきたはちみつです。

鈴木さん手彫りの木版のラベルや、くまさんの容器も人気の‟ひとしな”です。

今回掲載のお品は以下よりご購入いただけます。
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