実家の断捨離、今年もできませんでした

世の中のほぼ全員がモヤモヤを抱えているであろう問題、それはきっと「実家の断捨離」ですよね。果敢にトライしたという人に話を聞いても、「いろいろ頑張ってみたけれど、結局、撤退を余儀なくされました……」という無念の結果しか聞いたことがない気がします（笑）。

編集スタッフ森も、何度となく手をつけてはいますが、毎回様々な壁に行く手を阻まれております。その壁のひとつが「ついつい昔の写真をじっくり眺めたり、処分するつもりの本を改めて読み返したりしちゃう」こと。高校時代で時が止まったまま保管されている本棚とかクロゼットの片づけって、まったくといっていいほど作業が進まないんですよね。

たとえばこちらの「学習まんが 日本の歴史」シリーズ。一度手に取ってしまったら、次の巻、次の巻……とグイグイ読み進めてしまうくらい今でも面白いし、ここに紹介されているエピソードは最新の歴史の教科書とは違っているかもしれないと思うと、それはそれで40年前の貴重な資料に見えてくるしで、今年ももちろん、処分なんてできませんでした。

さらにこんな図鑑も見つけてしまい、「次の帰省でじっくり読もう～」などと、逆にお楽しみが増えてしまったりしております（もうこの時点で断捨離する気なし……苦笑）

そしてそして、小・中学生の頃に習っていたピアノの楽譜や教本ときたら、活版印刷の凸凹感とか、カバーデザインとか、ちょっと古びた紙の質感とか、猛烈に格好いい！！ というわけで、これらももちろん、このままキープ。

……結局、今年も１冊たりとも断捨離できずに部屋のドアをそっと閉め、東京へ向かった私でした。

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