日々の暮らしに溶け込み毎日を楽しんでほしい、オリジナルエプロン「kuguri」

～「MATHERuBA」より vol.06 ～

皆さんはお家でエプロンを着けられますか？
共働き世代が増え、時代の流れと共にエプロンを着けキッチンに立つ人も少なくなったように感じます。
社内の20代～40代のスタッフにアンケートを取ったところ、約８割のスタッフがエプロンを着けないと回答しました。
思った以上の結果に驚きました。

着けない理由の項目の回答には、
“仕事帰りばたばたと夕飯の支度をするので、エプロンを着ける余裕がない”
“めんどくさい”
“気にいったデザインのエプロンがない”
“肩や首に負担がくる”
などなど、沢山の着けない理由が綴られてました。

ひと昔前までは、生活のそばにあったエプロン。
「現代の暮らしに溶け込み、毎日を楽しんでほしい」という思いを込めて、オリジナルエプロンを制作することになりました。

社内のスタッフの意見を元に、私たちが今の時代にあったエプロンに求めたものは、
①脱ぎ着をしやすくすること
②体への負担を軽減すること
③毎日着けたくなるデザインであること
の３つのことです。

①脱ぎ着をしやすくすること

忙しい毎日の中で、家事をする時にわざわざエプロンを着けるのは面倒。
アンケートで一番多く回答された意見です。
脱ぎ着がしにくいことがエプロンを身に着けることが少なくなった理由の一つと考え、まず脱ぎ着のしやすさを追求しました。

肩紐を持ちながら左脇から紐をくぐるように頭を通し、スナップボタンをパチッと留めるだけのツーモーション。
帰宅後の忙しい時間にもサッと身に着けることができます。

②体への負担を軽減すること

首掛けのエプロンは、リネンのような軽い生地でも首と肩に集中的に負荷がかかり、長時間着けるのが難しいことがあります。

首と肩だけに負荷が集中しないように肩紐をクロスバックにすることで、背中全体に分散して体への負担をできる限り少なくしました。

③毎日着けたくなるデザインであること

機能性だけでなく、毎日洋服感覚で身に着けられるような柔らかい雰囲気を持つデザインを目指しました。
何回も試作をし、その度に女性スタッフだけでなく男性スタッフにも試着をしてもらい、意見を出し合いながらデザインを決めていきました。

デザインから縫製まで、鹿児島の一人の職人さんに依頼。
この距離感の近さも、私達の思いをダイレクトに伝えることができ、こだわりのエプロンを作ることができたと感謝しています。

生地は国産のリネンを選びました。
軽くて丈夫で、乾きが早いのが特徴です。
色は、ブラック・ベージュ・オフホワイトの３色。
ワンピースのようなデザインは、胸部分に生地をたっぷり使用し、汚れやすい部位をカバー。
ゆったりとした身幅は体をすっぽり包み、体の側面にスナップを付けることで動きを妨げず作業に集中できます。

収納ポーチはエプロンを畳んでしまうことが出来るので、持ち運びにも便利。
財布や鍵を入れて、”ちょっとそこまで”の買い物にも。
レストランやカフェのホールスタッフには、オーダーシートやペンなどの必需品を入れて仕事にも使い勝手のいいポーチです。

「kuguri」という名前は、 潜る（くぐる）ように、簡単に身に着けることができる。
海の奥深くに潜る（もぐる）ように、仕事や趣味に没頭するお手伝いをする。
という意味を込めて付けました。

約１年かけて作り上げたオリジナルエプロン「kuguri」。
発売から４年が経ち、今では沢山の方にご購入頂き、贈り物にも人気の商品となりました。
カフェや、パン屋さん、美容院や保育園の制服としても選んで頂き、働くエプロンとしてお手伝いできていることを嬉しく思います。

普段は定番の３色ですが、お店の周年祭では毎年限定色を発売しています。

嬉しいことにリピートして下さる方もいらっしゃり、こちらの限定色も人気です。
枚数限定ですので、気になる方はオンラインショップを覗いてみて下さいね。
もうすぐ母の日ですね。
日頃の感謝の気持ちを込めて、母の日の贈り物としてもおすすめの一品です。

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