心のサプリメント・フラワーエッセンスで心を癒すvol.2

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さてさて、今日お届けするvol.2では、そんな「よもやま」のセッションの様子をご紹介。今回セッションを受けてくださるのは、アーティストの夫と小学生の娘さんと3人で、神奈川県葉山にお住まいの大串亜紀子さんという女性です。

セッションは、大まかにこんな流れで進めます。
①相談者のお話を伺う
②フラワーカードを引いてもらう
③カードの内容についてリーディング
④トリートメントボトルの作成

まず、「ここ最近、何か悩みがありますか？」「モヤモヤしていることはありますか？」「植物に聞きたいことはありますか？」といった質問から、現在の大串さんの心模様を紐解いていきます。

年齢的にも更年期障害が気になる時期で、思春期間近な娘と夫との間に挟まれ、思わずイラッとすることも。しかしお話を聞いていると、大串さんはそんな状況も観察と試行錯誤をくり返しながら、いい感じで日々を送れている様子。家族関係や健康まわりにそれほど深刻な悩みはなさそうです。

それでは「お仕事まわりはいかがですか？」と尋ねると、現在漠然とした「やりたいこと」のイメージがあり、それに対していくつかの試みをしていることを話してくださいました。

もとはヘアメイクの仕事をしていたという大串さん。しかし葉山に暮らすうちに、空間を整えることや季節の食材をふんだんに使った食事などを大切にしたい気持ちが強まり、いつの日か、自分が「おもてなしをする側」にまわりたいという思いが芽生えてきました。

現在も国際的に活躍するアーティストである夫のマネージメント業務も行っているそうですが、彼のクライアントや仕事関係の方々などを相手に、地元の湘南素材を使った料理を中心に、心地いいインテリアや自然を取り入れた室礼、香りなど組み合わせ、総合的に楽しむような場を提供してみたい。そんな夢のために、鎌倉のイタリアンや葉山のデリカテッセンで働きながら、地元・葉山で天体観測イベントを行う活動なども行っているそう。

お話を聞いているだけで、何ともワクワクする目標です。そこで「これからの仕事の在り方について、導きとなるようなメッセージをお願いいたします」と、カードリーディングをスタートしました。「よもやま」では、「バッチフラワー」38種類の植物の写真がプリントされた「フラワーカード」というカードを使ってエッセンスを選びます。選んでもらう前に、まず音叉でカードの浄化を行い……

カードを手で挟んで胸の前に持ってきて、深呼吸を何度かくり返し、カードと一体化するようなイメージを持っていただきます。ここでしっかりと自分の内側と繋がることで、カードからの導きを受け取ることができるのです。

そうして、よーくカードをシャッフルして３枚選んでいただきます。上のカードが「導きのカード」、右下のカードが「意識面でのメッセージ」、左下のカードが「無意識面でのメッセージ」として、リーディングをしていきます。大串さんが選んだカードは、上が「アスペン」、右下が「スクレランサス」、左下が「スイートチェストナット」です。

「アスペン」は日本では「ヨーロッパヤマナラシ」と呼ばれるポプラの仲間の植物です。葉がいつでもカサカサと不安気に揺れている様子が特徴的で、「漠然とした不安」を持つ人にすすめられるエッセンスです。しかし大串さんのお話から感じられたのは、その「アスペン」が調和的に働いたときの「未知なるものへの信頼、勇気」のほうでした。

大串さんの目指しているものは職業としての名前も付けにくい、お手本となるような前例もない、オリジナルな働き方です。しかしそういう「未知なるもの」を受け入れ、現実的に対処をしていき、喜びを感じながら前進していけるような、そんな祝福を表すヒントとして受け取れました。

photo：砂原　文　text：田中のり子　thanks：マヒナファーマシーストア

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