記憶される香り「APFR(アポテーケ フレグランス)」

今日のひとしな
2023.06.19

〜「PETIT BONHEUR」より vol.19 〜


遠い記憶、どこか懐かしさを感じるノスタルジックな香り…。今年3月に表記を「APFR」にブランドロゴを一新、より洗練されたパッケージに生まれ変わった「APOTHEKE FRAGRANCE(アポテーケ フレグランス)」をご紹介。


菅澤圭太氏が設立した日本のフレグランスブランド「APFR」。ブランド立ち上げのきっかけは、菅澤氏が中東諸国を訪れたときの、現地で出会った独特な香りの文化。“バフール”と呼ばれるアラブのお香や、香木、香油、スパイスが並んでいる様子に刺激を受けた体験なのだそう。


なるほど、「APFR」が展開する38種のフレグランスには、樹脂や薫香などのスモーキーな香りや、木の温もりを感じるウッディな落ち着いた香りが多いことにもうなずけます。


「APFR」の製品は、千葉市内の自社工場で、調香、生産、そしてパッケージングまでのすべての工程をハンドメイドでおこなっています。一本ずつハンドディッピングした、バンブースティック型のお香は、ペーパーチューブパッケージ。燃焼時間は100分くらい。

白い煙がまっすぐ一直線に、高くのぼっていく様子は、穏やかで澄んだ気持ちにさせてくれます。芳香を感じるように深く息を吸いながら、ついつい煙をじっと見つめてしまいます。


インセンスコーンはお香を円錐形に固めたもので、灰が散りにくいのがメリット。パッケージ缶にはスタンドが付属しています。蓋の上で焚くことができるので、旅先で使うにも便利。

ミントやラベンダーなどのシソ科の植物の香りには、虫除け効果もあるので、アウトドアでも一役買ってくれそうです。


ルームスプレーは火を使わないので、空間やファブリックに気軽に使えます。部屋全体にゆっくり香りを広げたいときには、アロマオイル対応のミストディフューザーと一緒に使っています。


ペーパータイプのエアーフレッシュナー。ドアノブや、ハンギングバー、タオルハンガーなどに掛けて使います。香りが弱くなったら新しいものにチェンジ。そして古いほうは、車の中やロッカーなど、密閉しやすいスペースに置くとちょうどいいことに気づきました。ちょっとお得な気分です。


ハンドウォッシュは、ラベンダーとローズマリー、カラスムギ、セージ、これら4種のオーガニック成分を配合した天然由来成分95%のリキッドソープ。きめの細かい豊かな泡立ちで肌を洗浄、うるおいを逃さず心地よい上質な香りが持続します。

リキッドソープは、異国情緒ただようオリエンタル・ウッディーな香り「Maghreb Bukhoor(マグリブ・バフール)」。日の没する地、モロッコにインスピレーションを受けて生まれました。ムスク、サンダルウッド、フランキンセンスが神聖な練香を思わせます。


仕事でつかれた日に友人とおしゃべりしながらお酒を飲んだり、晴れた休日に大切な人とドライブをしたり、雨の日にひとりでソファに身を沈めて昔の映画を観たり。ささやかだけど大切な時間は、その時々に纏った香りとともに、私たちの記憶に残ります。

ふとどこかでその香りを感じたときに、大切なシーンが蘇る、そんな懐かしい香りたちが「APFR」です。


APFR/アポテーケ フレグランス

 

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PETIT BONHEUR(プチボネール)

熊本県人吉市五日町26-1
TEL:0966-22-1236
営業時間:12:00-19:00
定休日:火曜
Website:https://petit-bonheur.com/
Online Shop:https://shop.petit-bonheur.com/
Instagram:@petitbonheur.inc

 

FILLING(フィリング)
熊本県人吉市九日町34-2
TEL:0966-32-8400
営業時間:10:00-18:00
定休日:不定休
Instagram:@filling11044

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