「かくれ家」オリジナルソフトクリーム誕生までの奮闘記

～「かくれ家」より vol.24～

こんにちは！　北海道にも暑い夏がやってきました！
かくれ家は古物、雑貨屋ですが……密かに昨年ソフトクリームが誕生しました。
今日のひとしなは、「かくれ家オリジナルソフトクリーム」です。

みなさん、このアングルで撮影するのが人気です。
かくれ家のソフトクリームは、さっぱりとした味でお届けしたく、北海道牧場の牛乳を使ってブレンドしました。

実は、北海道の短い夏に合わせてソフトクリームを始めるのにヒヒヤヒヤした「製作秘話」がありました。
今日はそのお話を。

まず、飲食に携わったことがないスタッフばかりだったことから、作りたいソフトクリームは決まっているけれど、何から始めたらよいのかわからない（もちろん、調べても出てきません）。
誰にも聞けないソフトクリーム事情に立ち往生する私たちがいました。

まずは、知人にソフトクリーム作りについてや、機械の事を教えてもらいメーカーさんへ連絡。
すると、ソフトクリームには大きな電力を使うので、電力会社へ確認してください、となり、電力会社さんへ。
と、ここで大きなハードルを越えなくてはならないことに、気づかされる私たち。

築50年のポツンと建っているかくれ家に、電力を引くという事がとっても大変な事だとわかり、何軒ものもの電気工事屋さんに断られました（断られた理由は配電盤が古くて配線の作り直しが必要だという事）。
そして機械の種類が決まって、必要な電力量が確認されて、やっと工事日が決まるという流れ（ただ、電気を引いてください、だけでは引いてもらえないものなのですね）。

「ああ～～～～。そんなんじゃ夏が終わってしまう！！」
と、焦る気持ちをおさえつつ、どうにもならない事なので、ただただ工事の日を待つばかりでした。（やっと引き受けてくださった電気工事屋さんにはとても感謝しています！）

大がかりな工事の様子。道路も通行止めになりました。

そして、待つこと２か月。
これは、早い方だったようで近くのパン屋さんも電気待ちでオープンできないの～。と話していました。
そんな、こんなで夏の終わりに誕生したソフトクリーム。
長い道のりを経てのお披露目となりました。

幸い北海道は、暑くてもアイス。寒くてもアイス、の風習のようなものがあり（ストーブをつけて半袖で食べる！　など。聞いたことありますかね？）。

冬季休業の直前の冬（かくれ家は12月から冬季休業になります）。
みなさんソフトクリーム?を片手にお店から出てこられる光景が不思議でした。

残念ながら、ソフトクリームはWEBSTOREではご案内できませんがお店に来られた際には、一度お召し上がりくださいね。
メイプルコーンと牛乳ソフトの相性が抜群です！

?おまけ?
玄関にあるソフトクリーム置き置き（おきおき）。
靴を脱いで上がって店内へ入って頂くスタイルのかくれ家なのでお帰りの際、靴を履くときにソフトクリームを置ける棚を付けてます。こちらもご利用くださいね。

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