飯伏さんがつくる「RHYTHMOS」

～「soup. 」「soup. Life Store」より　vol.26～

こんにちは、スタッフの加藤です。
鹿児島の地で質の高い素材と手仕事にこだわり、モノづくりをしているレザーブランド「RHYTHMOS（リュトモス）」。その名は、古代ギリシャ語で、モノの姿や形を表す言葉だそうです。
「革は元をたどれば牛や豚、つまり命ある動物たち。彼らが食肉となり、その副産物として革が生まれ、そこからモノが作られます。その、姿を変えていく様になぞっています」と語る飯伏さん。

RHYTHMOSが作るレザーアイテムは、「動物として生きた時間よりも永く、この世にカタチとして残るように」そんな想いから、修理して永く使えるように「手縫い」である事を大切にしています。ひと針ひと針が手作業なので、ひとつのモノを作り上げるために手間も時間も掛かりますが、機械で縫うより丈夫で、何よりも命の名残である素材のコンディションが指先にダイレクトに伝わるそうです。素材を丁寧に扱い、素材を余すところなく使う、命への感謝を示すと同時に修理可能で永く使えるモノにする選択でもあります。

RHYTHMOSがつくるレザーアイテムは生活道具。使いたいと思うデザインと作り手のメッセージがそこには込められています。
飯伏さん自らが選りすぐった植物タンニンなめしの上質な天然皮革は、シワやホクロ、ケガをした傷の痕など、それぞれの個体の生きていた証が残るものがほとんどです。ナチュラル製法の革は、使い込む程に色艶が増し、使うことで付いたシミや傷が馴染んで味になっていくのも特徴です。人もホクロやそばかすなど個性として愛されるように、革をくれた動物たちの生きた証も、アイテムの個性、唯一無二の自分だけの１点となります。

財布の新定番。RHYTHMOSを語るうえで欠かせないアイテムが「ZIP（ジップ）」。私も10年ほど愛用でしていますが、弊店スタッフほぼ全員愛用者です。
ZIPには、LとSの２サイズがありますが、基本的な構造は同じ。下辺２角が柔らかくカーブするすっきりとした長方形のフォルム。上部の真鍮のジッパーを開けると、中央にもうひとつジッパーつきの小銭入れが、その両サイドにカードやお札を収納する大きなポケットがあるというポーチを３つつなげた仕組みです。小銭もお札も見やすく、カードも収納でき、大容量ながらコンパクト。さらにLサイズのポケットは、スマホや通帳、パスポートも収納できるサイズです。いろんな人のいろんな使い方に寄り添います。

47CARAVAN（ヨンナナキャラバン）と題し、RHYTHMOSが文字通り47都道府県を巡回するツアーで、大事なスタートを飾る１店舗目としてsoup.が選ばれました。
昨年３月に開催した時のスタッフとの写真です。昨年から始まり今年の８月で15か所目。まだまだ旅は続くようです。

オンラインショップ
soup. (stores.jp）

★取り扱い店舗　soup.

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