3人の器店主が生協こだわりの『コープクオリティ』を実食。普段ごはんがぐぐっとおいしく素敵に!
秋が深まってきて、食欲がもりもり増す季節到来ですね! 皆さんは毎日のごはん作りの食材をどこで購入していますか? 近所のスーパーや商店街という方が多いと思いますが、コロナ禍をきっかけに、宅配を利用し始めたという方の話もよく耳にするようになりました。
そこで編集部では今回、食材宅配の大定番『コープ(生協)の宅配』について詳しく調べてみようと、新企画を立ち上げ。日本生活協同組合連合会にご協力いただき、おいしいもの大好きな「器店主の朝ごはん」の連載陣に、実際に『コープ』の商品を試してもらうことになりました。
今回、企画にご参加いただく3人の器店の店主さんたちに商品ラインナップを見てもらったところ、全員が注目したのが、このマークが目印の『コープクオリティ』というシリーズ。こちらは、
①原料や製造方法などおいしさの理由が明らかなもの
②他の商品との違いが明確で、こだわりのあるもの
③100人規模の組合員モニターの8割以上がおいしいと評価したもの(※「おいしい」「ややおいしい」を含む)
という3つの条件を兼ね備えた、「これを選べば間違いない」という商品なのだそう。器店主さんたちも、「ぜひ食べてみたいです!」と前のめり。というわけで今回は、『コープクオリティ』の中からそれぞれ好みのものをチョイスして、普段の食卓に取り入れてもらった様子をレポートいたします!
はじめに登場していただくのは、北海道・札幌で器店「リヒト」を営む遊座あきこさん。近所に双子の妹さん家族が住んでいて、「今日はどっちの家で食べる?」という具合に、ちょくちょく夕食をともにしているのだそう。
#01
一緒に作ってみんなで食べる夕食
この日は妹さんのご主人が釣ってきた鮭を、みんなでさばいて「秋鮭を楽しむ会」に。旬の魚介を自宅で豪快に楽しめるのは北海道ならでは。「姪っ子たちも成人したので、おいしい食材やお酒を持ち寄って、みんなでわいわい飲みながら食卓を囲めるのが楽しいんです」
根菜もおいしい季節。グリルした鮭に、れんこん、ごぼう、かぶ、さやいんげんを合わせ、『鹿児島の黒酢入りたまねぎドレッシング』で和えれば、秋らしい温サラダに。ベビーリーフのサラダには『濃厚シーザーサラダドレッシング』をかけて。
「実は毎日のように近所の『コープ』の店舗に通っているのですが、『コープクオリティ』の存在は知りませんでした。今回初めて2種類のドレッシングを使ってみて、そのおいしさにびっくり。旬の素材は味わいがしっかりしているから、このくらいコクがあるドレッシングのほうが、お互いを引き立て合う気がします。いつもはノンオイルドレッシングや、オリーブオイルとビネガーと塩など、あっさりしたシンプルな味つけで野菜を食べることが多いけれど、時にはこういう贅沢な味わいでいただくのもいいですね~」
鮭から取り出してしょうゆ漬けにしたイクラや、スライスして冷凍したルイベなど、秋鮭オンパレードの食卓。お酒も進みます。また、2種のドレッシングは、蒸し鶏や皮ごと蒸かしたじゃがいもとの相性もぴったりだったのだとか。
「どちらにどちらをかけてもおいしくて、“味変”を楽しめました。ドレッシングとしてだけてなく料理ソースのような感じで使うと、さらにレパートリーが増えそうです。あと、スプーン一杯分のカロリーも記載されているのもありがたいですね」
#02
ちょっぴり贅沢なひとり晩酌
お酒が大好きな遊座さん。自宅でのんびり夜を過ごす日のおつまみは、ささっと作れて、じんわりおいしいものが定番です。最近ハマッているという、フルーツのような香りの芋焼酎の炭酸割りとともに。
「年齢を重ねて、だんだん和食のおいしさがわかってきたんですよね。晩酌のお供も、以前はカルパッチョやチーズなど洋が多かったですが、最近は、めっきり和です。この日は小松菜、オクラ、舞茸のおひたしと、焼売にしました」
時間的にも気力的にも毎日きちんとだしをとる余裕はないので、普段は昆布や煮干しを水出ししておいたり、だしパックを使ったり。だしパックを使うときは、味をまろやかにするために昆布を追加することが多いそう。でも今回使った『八つの旨みの極みだし』は、昆布の上品な旨味がしっかり感じられて、これひとつでバランスのいい味わいに。「リピート買い、決定ですね!」
さらに、冷凍の『鹿児島県産黒豚の焼売』をミニせいろで蒸せば、あっという間にもう一品完成です。
「おつまみはささっと作れることが大事なので、おいしい冷凍食品を常備しておけると安心ですね。冷凍のものは店舗からの持ち帰りが難しいから、宅配が便利かもしれません」
「この焼売、中華料理店で出てくるみたいな本格的な味! これはお酒が進んじゃいそうです~。実は私、昨年グルテン不耐症ということがわかり、焼売の皮くらいは大丈夫なのですが、大好きなパンが食べられなくなくなってしまったんです。グルテンフリーのパンは、遠くのベーカリーまで行けば手に入るのですが、けっこう高くて。それがある日、いつも通っている『コープ』のパン売り場を見たら、普通の食パンの隣に当たり前のようにグルテンフリーのパンが置かれているのを見つけてびっくりしました。しかも適正価格! きっと、こういう商品って売れ筋ではないと思うんですよね。でも『必要としている人がいるから』という理由で、毎日店頭に並べてくれている。その姿勢にちょっと感動してしまいました」
※店舗によって取り扱い商品は異なります。
<使用商品>
CO・CP 鹿児島の黒酢入りたまねぎドレッシング 300ml
CO・CP 濃厚シーザーサラダドレッシング 300ml
CO・CP 八つの旨みの極みだし 8g×10パック
CO・CP 鹿児島県産黒豚の焼売 6個入(198g)
次にご登場いただくのは、愛媛・松山で器や生活道具を扱う店「ストロール」を営む小椋えりかさん。娘さんが大学進学で家を離れてからは、ご主人と高校生の息子さんとの3人暮らしで、毎朝欠かさず食べ盛りの息子さん用のお弁当と、たまに自分がお店に持っていく用のお弁当も作っているそう。
#01
毎朝のお弁当作りとスムージー
「男子が好きな肉おかずをメインに、定番の卵焼きやマリネ、浅漬けなどを添える感じです。息子の2段弁当に詰めたあと、残りを自分の曲げわっぱの弁当箱に入れています」
小椋家では肉おかずも、ソースではなくポン酢を使うことが多いそう。この日お弁当に入れた鶏肉のつくねバーグも、フライパンで焼いたあと『ゆずのぽん酢』を足して軽く煮詰めることで、さっぱりとした味つけに。
ひじきとパプリカのマリネも、定番のお弁当おかず。いつもは生の長ひじきを使っているそうですが、今回初めて乾燥の『伊勢志摩産 芽ひじき』で作ったところ、その手軽さとおいしさに驚いたとか。
「生のひじきだと早く使い切るために一度にたくさん作る必要がありますが、これなら30分くらい水にひたしておくだけなので、少しだけ使いたいときにはとても便利ですね」
この日は、水で戻した『伊勢志摩産 芽ひじき』を使って炊き込みごはんも。
「土鍋で炊くとだしが出るからか、ひじきの香りがより深く感じられる気がしました。味と香りが凝縮される乾燥ひじきならではのおいしさですね」
お弁当作りを終え、様々な家仕事を片づけたら、やっと朝ごはんの時間。お弁当作りで味見をしているとお腹が満たされるため、「スムージーのみ」という日も多いそう。
「手軽に栄養がとれて腸活にもなるので、ここ2~3年続いています。材料は、その日冷蔵庫に入っていたもの。だから毎日味が違うんです。おいしいとときもあれば、ちょっと微妙なときも(笑)。でもそれも含めて楽しんでいて、野菜、フルーツ、豆乳に、アーモンドなどナッツ類をアクセントに加えるなどして、毎日が実験気分です。今回、『手ずり風すりごま黒』を入れてみたら、様々な味のまとめ役になってくれることを発見しました!」
#02
休日の午後には
お抹茶とようかんを
4年ほど前から茶道を嗜んでいる小椋さん。月に一度、着物でお稽古に通っているそう。休日、時間があるときには自宅でも抹茶をたて、気持ちを静めます。この日は、ようかんを添えて。
「抹茶の色や、端正なようかんの佇まいを引き立てる器選びは、楽しいひとときです。この『栗粒入り蒸しようかん』は甘さ控えめで、いくらでも食べられてしまいそうなほどのおいいしさでした」
コーヒーと焼き菓子のおやつを楽しむ日も。『3種のナッツが入った塩バターサブレ』を大皿に盛り、庭で育てているローズマリーを添えて。
「料理は好きですが、お菓子作りは諦めているところがあるので、お菓子は常においしいものを探しています。どちらもとてもおいしかったので、これからは『コープクオリティ』のマークを目印に選んでみようかなと思っています」
実は小椋さんが日々使っているのも『コープ』。お店と自宅の間にあるため、その日の夕食に使う食材を、必要な分だけ毎日買っているのだとか。
「近くに他のスーパーもあるのですが、私は『コープ』一筋(笑)。野菜は新鮮だし、おいしいものが適正価格で売られていて安心できるんですよね。あと、調味料コーナーの品揃えのセンスがよく、知る人ぞ知るメーカーの醤油やソースなどが置かれていたりして驚きます。私の友人も『好きな調味料がここにしか売ってないから』と車で数十分かけて通っていますよ」
<使用商品>
CO・OP 伊勢志摩産 芽ひじき 10g
CO・OP ゆずのぽん酢 300ml
CO・OP 手ずり風すりごま黒 85g
CO・OP 栗粒入り蒸しようかん 210g
CO・OP 3種のナッツが入った塩バターサブレ 8枚入
最後にご登場いただくのは、東京・田端で器店「ヘゼリヒ」を営む荷福さん。ご主人、2人の娘さんとの4人暮らしですが、今は少し慌ただしい時期なのだそう。
「5年生と6年生の娘が2人とも中学受験勉強の真っ最中。再来年の春までは子供たち中心の生活が続きそうです。勉強を頑張っている2人は“食事の時間だけが楽しみ”みたいなところがあって、毎日ごはん作りが大変です(笑)」
#01
子供たちのテスト明けの打ち上げ!
通っている塾での月に一度のテストが終わった日は、ほっと一息。だからその日の夜は、プチ打ち上げパーティーをするのだそう。子供たちのリクエストを聞いて、食卓がちょっぴり豪華になります。
この日のメニューはえびフライと、帆立チャウダー。揚げ物は衣をつけたりたくさんの油を用意したりと作るが大変なので、出来合いのものを買ってくることが多かったという荷福さん。今回、はじめて冷凍の『大きなご馳走えびフライ』を試してみたところ……
「プリプリ食感で、子供たちも大喜びでした。えびが甘くておいしいから、ソースなしで食べていましたね。これはもう冷凍食品の域を超えている感じ! あと、自分で衣をつけて揚げると水分がとり切れていないからか油はねがすごいのですが、このえびフライは静かに安全に揚げられるのもうれしいポイントでした。帆立チャウダーも、牛乳と温めるだけでレストランの味!」
ドリンクは、『青森県産葉とらずりんごのストレートジュース』。瓶入りだから、食卓に置いたままでもおしゃれで、パーティー気分を盛り上げてくれます。
「以前は手間暇かけて料理することが大事と考えていましたが、今はその時間を子供たちとの貴重なコミュニケーションの時間に充てたいと思っています。とはいえ、せっかくならおいしいものを食べてもらいたいから、『コープクオリティ』のような味に太鼓判を押された冷凍やパウチの食品があると、選びやすくてありがたいですね」
#02
大人だけでちゃんぽん麺
子供たちが学校へ行っている間の昼食は、家でリモートワークをしているご主人と2人で食べることがほとんど。麺類が中心なので、飽きないようにいろいろな種類を試しているのだとか。そのひとつが『海鮮ちゃんぽん 海老と帆立入り』。
「長崎を旅したとき、本場のちゃんぽんを食べたのですが、子供の舌にはスープのくせが強かったようで、あまり食べなかったんです。だから、そういうメニューは大人だけのときに堪能することにしています(笑)。このちゃんぽん、麺がもっちもちで帆立やえびなどの具もたっぷり。とてもやさしい味わいだったので、後日子供たちにも作ってみたら、おいしくて完食していました!」
「昨年、近くに商店街がある街に引っ越したので今はお休み中ですが、コロナ禍のときは『コープ』の宅配を利用していました。仕事や家事、子供たちのことなどいろいろ追われていたから、とても助かりましたね。買い物の手間が省けるし、どれもきちんとおいしいし。また再開するときは、子供が好きなものはもちろん、私たち大人も満足できるものにも目を向けて選んでみたいと思います」
実は『コープ(生協)』は、地域ごとに運営組織が異なります。『コープ(生協)』は正式には『消費生活協同組合』といって、1人1人が出資金を出し合い、みんなで利用、運営をしながら暮らしを向上させていく組織。その仕組みを使って、地域ごとにそれぞれの『コープ』が運営されているというわけ。だから、宅配を利用したい場合は、住んでいる地域にある『コープ』に問い合わせるのがスムーズです。こちらから探してみてくださいね。
<使用商品>
CO・OP 大きなご馳走えびフライ 6尾(280g)
CO・OP 北海道の帆立を味わうクリーミーチャウダー
CO・OP 青森県産葉とらずりんごのストレートジュース 1000ml
CO・OP 海鮮ちゃんぽん 海老と帆立入り 1食入(321g)
今回、3人の器店主さんに『コープクオリティ』の商品を使ってみていただきましたが、皆さん「驚くほどおいしかったです」「絶対にまた買います!」と口々におっしゃっていました。おいしさやこだわりに太鼓判をおされた商品たち、この機会に試してみてはいかがでしょう?
詳しくはこちらの『コープ(生協)』の宅配公式サイトからご覧くださいね。
※取扱商品は、それぞれの『コープ』により異なります。また、今後商品の改廃があることもございます。
illustration:shiho
Licht(リヒト)
北海道札幌市中央区大通西15-3-6 土井ビル2F
TEL:011-839-2571
http://lichtutsuwa.com/
Instagram:@licht_utsuwa
STROLL(ストロール)
愛媛県松山市千舟町1-1-1 キジヤ千舟ビル2F
TEL:089-933-8911
http://stroll-store.com
Instagram:@stroll_store
GEZELLIG(へゼリヒ)
東京都荒川区西尾久4-12-34 コーポ庄子101
http://so-co.jp
Instagram:@gezelligtokyo
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。