リノベーションで実現！ こだわりを詰め込んだ大人可愛いフレンチシャビーな家

対面キッチンの側面はモールディングを施したブルーの壁。吊り戸棚の扉は黒板塗装で、フレンチシャビ―な雰囲気を醸し出しています。

キッチンを家の中心に配置したことで、LDを見渡すことができます。帰宅した家族や来客にもすぐに声をかけられるのも嬉しいポイント。

リノベーション前の位置からキッチンを大移動したことで生まれた床の段差には、玄関・キッチンとLDを緩やかにゾーニングするためにカーブを付けました。

室内窓のサッシには空間を引き締める黒を採用。室内に淡い色を多用しても、雰囲気が甘くなりすぎない工夫です。

玄関とLDKの間には扉を設け、冷暖房効率がよくなるよう考えられています。無駄な廊下もなくなり、LDKも広くとれるようになりました。

LDKの一角には、なんと畳の小上りが！ご主人のご要望と奥様の理想の空間を実現するため、雰囲気に溶け込むネイビーの半畳たたみを使ったそう。下は大容量の収納になっています。

部屋の壁は板張り、天井は躯体現しに。バルコニーに面しているので、たっぷりと光が入る明るい空間です。

キッチン背面のカウンターは造り込みすぎず、下部を空けることでゴミ箱など高さのあるものをスッキリ置いておけるようにしています。床は、石のタイル調のフロアタイルで、水などがはねても掃除しやすくて安心！

パントリーの入り口はアールの開口に。収納棚の後ろの壁には、黒板風の板書を思わせるアクセントクロスを使い、遊び心をプラス。２方向からアクセスできて、家事動線もいいんです。

リビングから廊下に抜けるWTC（ウォークスルークローゼット）。あえて扉は付けず、LDからチラリと見えるレンガ調のクロスが、心をくすぐります。

淡いパープルのクロスはディズニーキャラクターをイメージして選んだそう。LDの大容量収納やWTCがあるので、各部屋には収納は付けず、最大限の生活スペースを確保しています。

洗面所はお客様も使うので、お風呂などのプライベートな空間とは切り離して設置。収納の扉と鏡の縁は木を合わせ、統一感のある洗面台になりました。

モノトーンでまとめた脱衣所は、洗面台を外に出したのでスッキリと余裕が生まれました。壁は上下で違う壁紙を張り、シンプル可愛い空間に。

ベッドルーム隣室にあるガラスのキャビネットの中には奥様の好きなものがいっぱい。心がキュンとする小物たちが、きれいにディスプレイされ、センスの良さがうかがえます。