掃除や洗濯もラク! 広さより暮らしやすさを優先した平屋の家
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
<古木香織さんの家>
家づくりを決めたのは、長女の琴葉が生まれて6カ月くらいのころ。それまで住んでいたアパートは暗いし、通気も悪くて。明るくナチュラルなインテリアが似合う、自然素材の家は長年の憧れでした。最初は住宅展示場もまわったけれど、全然ピンとくるものがなくて。そこで自然派住宅の工務店を調べて、漆喰壁や見せ梁、タイルづかいなどがイメージにぴったりの「スローライフ」に決めました。
無垢の床が気持ちいいリビングは
子どものお友達も集まって遊んでいます
「スローライフ」のすすめで選んだのは平屋。確かに平屋なら外壁も自分たちでメンテナンスできるし、娘の様子もよくわかります。それに、将来的に夫婦二人暮らしに戻ったとき、 2階は不要と考えました。
木の温もりを生かしたキッチンに
理想を形にするため、主人もとことん協力してくれました 。最初に出してくれたプランをもとに、家族の動線を細かく検討。私のアトリエはキッチン奥に変更して、リビングの一角には娘のおもちゃコーナーもつくれました。おかげで、コンパクトで動きやすく、家族みんなが笑顔になれる家になりました。
書斎はトップライトにして
自然光を確保
コストを抑える工夫もしています。たとえば子ども部屋や寝室の壁はクロス。階段下やサニタリーの収納は扉なし。 パントリー内には手持ちのキャビネットを置くことで、棚をつけずに済みました。 そのぶん、ふだんすごす場所には細部までこだわりました。主人は天窓のある書斎が大のお気に入り。キッチンの専用棚でコーヒーをいれるのも毎朝の楽しみだといいます。もちろん私は、この家の全部が好き。娘の姿を見ながら料理するのは幸せだし、書き物したり、化粧したり、私専用のアトリエがあるのもうれしいです。
エントランスは生活感が出ないよう
工夫しました
出入りが多い場所はカーテンにしたり、生活感が出るところはドアをつけたり。動きやすさと見た目のバランスを、主人が考えてくれました。
カバードポーチに大満足!
窓もたくさん設けて明るさも充分
サニタリーはできるだけ
シンプルにつくりました
玄関からLDKを通り、サニタリーからまた玄関へと抜けられる回遊式の間取りは、 琴葉の友達にも好評です。
寝室は安らげる色をセレクト
ワンフロアに生活スペースがすべてまとまっているので、掃除や洗濯もラク。 そのぶん、空いた時間をほかのことにまわせます。夢をすべて形にできた我が家。これからの長い歳月、家族の日々を存分に楽しみながら暮らして行こうと思います。
MY HOME DATA
家族構成/夫婦+子ども2人
延べ床面積/ 96.31m²(29.13 坪)
構造・工法/木造平屋( 2 × 4 工法 )
施工/株式会社スローライフ
愛知県名古屋市名東区西山本通2-27
TEL:0120-360-812
公式サイト:https://slowlife-0527.co.jp/
Instagram:@slowlife_nagoya
Facebook:@slowlife.nagoya
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