【注文住宅】居心地がいい家のつくり方~在宅ワーク編~
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
家時間がふえた昨今、家族そろって家ですごす時間がふえるということは幸せなことですが、在宅で仕事をするにも、家事をするにも集中力が必要で疲れもたまりやすくなります。でも、家の間取りや設備を工夫するだけで、メリハリをつけて暮らせるようになります。そこで、家時間を心地よくすごすためのヒントを3テーマにわけてご紹介。2回目は在宅ワークを心地よくする工夫です。
日常生活編はこちらより。
そのほかの家づくりの基礎知識の記事は、こちらより。
在宅ワークスペースと子どもが遊ぶ部屋は離して
ママやパパが在宅ワーク中、子どもも家ですごす場合の悩みで多いのが生活音。そこで、子どもが遊ぶ部屋やテレビがある部屋と、在宅ワークスペースは離れた場所に配するのがよいです。また、上の階の足音が気になることもあるので、子ども部屋の下も避けて。道路に面した家の場合は、道路と反対側に据えるほうが安心です。
たくさんの機器に対応できるようコンセント充実させましょう
意外と見落としがちなのがコンセントです。パソコン、携帯電話、タブレット、プリンターなど、電源を必要とする機器が多いので、それぞれの置き場所を考えてコンセントの位置と数を決めましょう。また、WI-FIルーターの置き場所もしっかり計画して。通信を妨げないように、奥まって位置はやめておきましょう。
Web会議をする方はデスクの背面が壁になるように
カメラを使ったオンラインミーティングをされる方は、カメラに写る背面が壁になるようにデスクの配置を考えて。色や柄入りの壁紙を張ってアクセントウォールにしたら、生活感を抑えられてすっきり見えます。窓を背景にすると、光が入ってきたとき、相手に自分の顔が見えにくくなるので、避けたほうが無難です。
ピンナップできる壁を作ると仕事の効率がアップ!
ワークデスクの周辺にメモをピンナップできるような壁があると、仕事効率がぐっとアップします。板壁やマグネットウォール、ペグボードなどでOK。子どもやママも共有しているデスクなら、学校のプリントや料理のメモを張るのにも使えます。ごちゃっとしてしまいがちなので、ひと目に触れにくい場所に設けるほうがベター。
来客のある仕事の場合、玄関から直接書斎に入れる配置に
お客様を家に招いて仕事をされる方は、家族のプライベートをしっかり確保することが大切。そこで、玄関からリビングやダイニングを通さず、直接書斎やワークスペースに入れるように動線を考えて。また、手洗い場やトイレはお客様用に設けるか、家族と共用する場合は、玄関や仕事部屋のそばに据えましょう。
カウンターデスクのサイズは使い方で大きく変わります
在宅ワークに便利なカウンターデスク。あらかじめ用途が決まっていれば、それに合わせてサイズを決めるほうがベター。パソコン作業や書き物がメインなら、幅や奥行きも狭いものに。資料をたくさん広げて作業する場合は幅や奥行きは広めに確保したほうがよいです。また、デスクの高さに合った椅子を選ぶこともお忘れなく。
この記事は、「30代夫婦が建てたナチュラルで明るい家」の本より抜粋しています。
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