※Come home! webに掲載された記事を転載しています
こちらの記事でもご紹介した無垢の床材。メリット・デメリット、張り方の種類など、無垢材の特徴をもっと詳しくご紹介します。
そのほかの家づくりの基礎知識の記事は、こちらより。
カッコよくならヘリンボーン、大人っぽくならパーケット
ワンピースは長ものの一枚板を敷く張り方。継ぎ目が少なく木目が美しく見えます。乱尺はさまざまな長さの板を張り合わせる方法で、仕上がりも自然できれい。市松模様が特徴のパーケットはレトロで大人っぽく、人気上昇中。高級感があって、カッコいい雰囲気になるのがヘリンボーン。加工技術が必要で、費用は少し高めです。
無垢の木は生き物。定期的にメンテナンスが必要です
オイル塗装した場合、ふだんのメンテナンスはから吹き掃除です。掃除に使う布は表面を傷つけないよう、やわらかいものを選びましょう。水分を含んだ布だと表面が毛羽立ち、オイルも薄れてしまうので厳禁。水がこぼれたときはすぐにふき取らないと、シミの原因になります。木の風合いを長持ちさせるため、年に1度はワックスがけが必要です。
無垢材の塗料は大きくわけて2種類!長所と短所をしっかり押さえて
無垢材は無塗装だと汚れがつきやすいので、塗料で仕上げるのが一般的。オイル仕上げは木に浸透するので肌触りを損ねず、風合いを保てます。水や汚れに弱いけど、傷がついても補修しやすいのがうれしい点。ウレタン塗装は表面に被膜が形成されるため、傷や水に強く、掃除もラクです。水まわりをウレタン塗装するのもおすすめ。
特徴をいかして適材適所に使って
針葉樹と広葉樹の特徴をいかして、コーナーによって使い分けるのも手。子どもが寝ころんだり、つまずいたりすることも多い子ども部屋には、パイン材などのやわらかい針葉樹が合います。針葉樹は木の香りが強いので、寝室にもぴったり。椅子を押したり引いたり、傷が気になるダイニングには、オーク材などの堅い広葉樹がおすすめです。
この記事は、「子育て世代が2000万円台で建てるナチュラルスタイルの家」の本より抜粋しています。
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