和室ばかりの3LDKをモルタル仕上げのおしゃれな1LDKに

Comehome!
2022.09.05

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

今回ご紹介する圷さんがマイホームに選んだのは築40年のマンション。和室3部屋にLDKがついたセンターリビング型の間取りでした。コンクリートの躯体を生かした武骨でシンプルな空間が独特な魅力を醸しています。

この記事は、『マンションリノベーションで理想の家を手に入れる』(主婦と生活社刊)より抜粋しています。
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写真の左半分は、もとは和室だったスペース。

【リノベーションDATA】
築年数/40年
間取り/3DLK→1LDK+WTC(68㎡)
物件購入価格/1540万円
リノベーション費用/1000万円

間取り変更のアイデア

もとは間取りのセンターを貫く形でLDKが配置されたセンターリビング型の間取り。隣接する和室2室の仕切りを取り払い、床を張り替えてLDKに取り込んでいます。

壁や天井はコンクリート現わしに、床は無垢材に敷き替えて心地よく


もとは、廊下からDKに入るドアと吊り戸棚がある定番の形。すべて替えることに。


キッチンの位置は変えず、出入り口を壁でふさいで、棚をつけられるようにしました。壁は、棚づかいが映えるモルタル塗りに。棚は、ホームセンターで板と金具を買って、取り付けてもらいました。


レンジフードは「サンワカンパニー」のスリム型フードKK08325。オイルガード塗装がされた、手入れがしやすいステンレス製。


システムキッチンはシンプルな形がよくて「サンワカンパニー」のオッソ幅2100をセレクト。食洗機はオプションで「三菱電機」のものです。


益子の「モダンロフト」で購入した茶だんすを食器棚に。私のウェブショップ「acutti」(instagram@mih0n)でも扱っている作家物の器を入れて。


北向きで暗めだったキッチン。隣の和室とは壁とふすまで仕切られていました。


元和室だったスペース。窓側の壁に断熱材を入れて白く塗装し天井はコンクリート現わしに。床は無垢材と決めていたので、9㎝幅のワイルドオーク材に決定。東京渋谷の「無垢フローリングドットコム」で購入。


押入れ2間分の収納はいずれロフトにする予定です。

個室は寝室のひと部屋だけを残し
2つの和室はLDKにまとめました

家をもとうとする理由は人それぞれですが、わが家の場合は、アパートの家賃の更新料がもったいないからでした。

でも、気に入って住んでいた場所だし、友達も多くいるので、近くで中古マンションを買ってリノベーションすることにしました。というのも、友達が中古マンションを素敵にリノベしたのを見て、いいなって思っていたんです。

フルリノベーションできる物件に的を絞って探し、今の部屋を見つけるのに4カ月かかりました。日当たり抜群、南北にベランダがあり風通しもよし。築40年で和室ばかりの細切れ間取りでしたが、間取りはどうせ変えるつもり。 何より、窓から木々の緑が見えるのが気に入り、すぐに購入契約を交わしました。

ところが、信頼のおけるリノベーション会社にと、探しはじめた矢先、ショックな出来事が……。「リノベーションは当社契約の施工会社でしかできません」と不動産会社からの連絡があったんです。しばし、呆然としました――。

 

 

圷さんのリノベーションの過程で起こったトラブル、いったいどう乗り越えたのでしょうか?

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「小上がりを設けてリビング内に子どもコーナーと収納を確保」

 

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