コンパクトで軽く、強度も兼ね備えた椅子【マルニ木工】Lightwoodチェア

令和の家具事典
2024.10.12

※Come home! webに掲載された記事を転載しています

 

「日本の住文化を高めたい」そんな思いで創業したマルニ木工は2023年で95周年。
創業以来変わらず木製家具にこだわり、「工芸の工業化」をモットーに、職人の手仕事と機械加工のバランスを追求した家具を皆さまに提案しています。
「令和の家具事典」ではマルニ木工のこと、そして私たちが作る家具のことなどをお届けしていきたいと思います。
少しでも皆さまの暮らしのお役に立てますように。

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#11
軽くて扱いやすい椅子 Lightwoodチェア


世界的に有名なデザイナー、ジャスパー・モリソンがデザインしたLightwoodチェアはコンパクトで軽量な木の椅子です。

温かみのある柔らかなフォルムで日常生活に溶け込む木製の椅子は、樹種や座面の仕様により若干重さは変わりますが、ウェビングやメッシュを使用した場合の重量は約2.5kgと軽量で、女性でも簡単に片手で持ち運ぶことができます。 

ジャスパーは、「私が今までにデザインしてきた椅子のプロジェクトのように、Lightwoodチェアの構造もまたマルニ木工のゆるぎないクラフトマンシップを持った木工技術により、木製の軽い構造を実現することができた」とコメントしてくれました。

実は木製の椅子において、「軽さ」と「強度」は相反する要素です。


「軽さ」を追求するためには、使用する木材を出来るだけ少なく、また細くしないといけません。さらに付随する金具などを極力使わない構造を考えます。

そのカギとなったのは「木ピン」です。Lightwoodチェアはその名の通り軽さを追求した椅子で、補強のための金具などは一切使用していません(注意:公共、もしくは商業施設の場合は補強金具を取りつけます)。

前脚と後脚を繋ぐ貫(ヌキ)は軽量な椅子の強度を保つための重要なパーツです。この貫が長年の使用によって抜けない様に貫と脚の接合部へ細い木製のピンを打ち込んでいます。この細かなひと手間を加えることで、扉に錠をかけた時のように木部接合がより強固なものとなります。

目立たない部分で工夫を凝らし、ご家庭だけではなく、レストランやカフェ、オフィス空間など様々なシーンで国内外問わずとても人気の高いシリーズになっています。Lightwoodチェアはコントラクト案件にも使用いただける世界で一番軽い木製椅子だといっても過言ではありません。

 

座面の種類は全部で4種類。豊富なバリエーションからお好きな仕様をお選びいただけます。

 

軽い椅子をお探しの方は、ぜひLightwoodチェアをご検討してみてはいかがでしょうか。

 

Lightwoodチェアのコラムはこちらから
プロダクトストーリー Lightwood①|マルニ木工オンラインショップ|maruni ONLINE SHOP

 

 

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