パンとスープの簡単朝ごはん

「モノスタイル」網岡さんvol.４

こんにちは。大阪府和泉市で器とくらしのもののお店「モノスタイル」を営んでいます
網岡（アミオカ）です。器店主の朝ごはんコラムももう最終回となりました。

こうしてコラムを書いて器たちを再度見返すと改めて手仕事の器を使うことにより、簡単な朝ごはんも素敵に演出できます。今日はパンとスープ、簡素なサラダだけでも器づかいで素敵な食卓になることをお伝えします。

ご近所のパン屋さんベルドールのカンパーニュの香りと味、もっちりした生地が好きで
薄切りにして東峯未央さんの直径22センチのリム皿にサラダもハムも一緒に盛り付けました。
このお皿は全体に盛り付けると縁しか見えないのですが、そこにも柄が入っています。
縁回りが花形のお皿やこういった柄が入っているお皿は盛り付けたものを華やかに見せてくれます。

スープはジャガイモとかぶのスープ。前日に翌朝の分まで作りました。
イタリアンパセリ、とオリーブオイルをたらりと落として。
濱岡さんのリム鉢Sサイズはスープやフルーツによく使います。

スープ用に使っている小さな木のスプーンは松本克也さんので、木のほどよく小さ目スプーンがあまりないのでとてもすくいやすく気に入っています。

ハンドル部分が大きく、そして柄がかわいい東峯さんのマグカップ。プレートとお揃いです。東峯さんの器はいっちんという技法でよく見ると器の表面が立体的な模様になっています。

木のバターケースは難波行秀さんの作品で、このケースもかれこれ20年使っています。
現在は仕様が変わって蓋の裏にバターナイフが内蔵できるようになっています。
バターの使い心地よく、これを使うと毎朝気分があがります。

今回の「パンとスープの簡単朝ごはん」の器たちは下記のとおりです。
リム皿（東峯未央）7月個展予定
マグカップ（東峯未央）7月個展予定

リム鉢（濱岡健太郎）

木のフォーク（難波行秀）6月個展予定
小さめスプーン（松本克也）10月展示会予定

これで最終回4回目の朝ごはんコラムが終了です。
「器店主の、ある日の朝ごはん」というテーマだけに、お話頂いた時は私にできるだろうか・・と不安でしたが、なんとか終了までこぎつけました。
ちょっとした器づかいで驚きや小さな発見があると思います。淡々とした日々の暮らしの中で、器だけではないですが、そういった小さな喜びを沢山みつけられると人生も豊かになっていくんじゃないのかな・・と思っています。
今回のコラムを通じて、人の手で一つ一つ作られる器やガラスや木のものの魅力を少しでもお伝えできていたなら嬉しいです。
お見苦しいところもあったかと思いますが、最後までご覧頂きありがとうございました。

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