【兵庫・姫路の旅】美味しい地元野菜たっぷりの定食が味わえる落ち着ける空間「まちの食堂 羊雲」

地元のおしゃれさんが 案内する 小さな旅
2026.04.04

兵庫県の南西部に位置し、瀬戸内海に面した姫路市。姫路市のシンボルである国宝「姫路城」は奈良の法隆寺とともに日本で初の世界文化遺産となり、400年以上の歴史と美しく雄大な姿に多くの人々が惹きつけられています。
夕雲舎デザイン事務所」を営んでいる池島さんが2024年11月に開店したのが「まちの食堂 羊雲(ひつじぐも)」です。食品卸問屋だった築60年以上の建物を改装し、新鮮で美味しい地元野菜を使った定食が味わえる落ち着ける空間が評判となっています。そんな池島さんに姫路のおすすめのお店を教えていただきましたので、是非足を運んでみてくださいね。
 


 


こんにちは。兵庫県姫路市で「夕雲舎デザイン事務所」を営んでおります池島耕といいます。
わたしが暮らす姫路のまちは、都市と田園地帯が広がる郊外との距離が近く、車で30分ほど走らせれば、農家さんも多い里山エリアにつながります。
郊外の自宅近くに小さな菜園を耕し、週末農業にいそしんでいる影響からか、この街で同じように活動する仲間には、農業をはじめ、飲食店や酒蔵、醤油蔵、海の漁師に山の猟師と、なぜか食につながる方が多いのが印象的です。
そんな「食」にまつわる個人の活動がかたちとなり、卸売市場があった姫路駅西エリアをふくめ、街道がある野里など市内いたるところで個人店が数多く生まれ、城下町ならではの町家や昔ながらの質感をのこして新たな価値を生み出しています。


2024年11月に開店した「まちの食堂 羊雲」も、昔ながらの商いの姿と路地の魅力あふれる駅西エリアの60年以上使いこまれた食品卸問屋の建物のハコの良さを活かして生まれました。店内の、新しくはないけどどこか落ち着く、と言ってもらえる雰囲気も、建物の歴史を継げるところはそのまま引き継いで、空間をつくったからかもしれません。



羊雲で出す料理は、地域でとれた野菜をスパイスやハーブを活かして作る野菜中心の定食で「朝採れた野菜をお昼に食べてもらいたい」という願いを持っています。月曜から水曜が野菜定食、週末の金曜土曜はカフェで気軽に楽しんでもらいたいので、スパイスカレーや野菜たっぷりのサンドイッチを提供しています。



ドリンクにも畑で栽培した姫路産生姜でつくったジンジャーエール、コボトベーカリーと開発したジンジャーブレッドも軽食でいただけます。ランチもドリンクもデザートも、カフェスタッフのみんながすべて一から手作りで、丹精込めて作ってくれています。



また、地域の「食」にまつわる仲間たちとの共演も意識しています。ランチには、野里にある「コボトベーカリー」のパンか地元農家が栽培したお米(ごはん)が選べます。写真を見ても伝わるかな?定食にはお味噌汁が必ず出ますので、どうしてもお味噌汁にあうパンを提供したかった。その想いをいちばんに実現してくれたのが、コボトベーカリーさんでした。

珈琲もおなじく野里で焙煎所をしている「ナカザキコーヒーロースター」のものを。せっかく姫路の店に来てもらうのだから、姫路産のものを、仲間のものを提供したいといまのメニューがうまれています。「まちの食堂」と名前をつけたのも、実は夕雲舎の社員食堂で「自分たちが食べたいものをメニュー化し、どうせならまちのみなさんにも食べてもらいたい。そして空間も楽しんでもらいたい」との想いからつけた経緯がありました。



(店内で仕事の打ち合わせをしてくれる、嬉しい姿も見られます)

姫路の街にお越しになられたら、まずは羊雲で「食」から姫路を感じてもらい、姫路の滞在のプランをゆっくり考えながら、様々な表情をもつ数々のエリアをぜひまわってもらいたいです。

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まちの食堂 羊雲(ヒツジグモ)

兵庫県姫路市忍町106
営業時間:11:30~14:30 (テイクアウトは10:00〜営業)
定休日:木・日曜
Instagram:@hitsujigumo106
 
MAP:A

日本、〒670-0917 兵庫県姫路市忍町106

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