「ごはんのおとも」の朝ごはん

器店主の朝ごはん
2017.05.21

「黄色い鳥器店」高橋千恵さん vol.3

週末連載「器店主の ある日の朝ごはん」を今月担当してくださるのは、国立にある「黄色い鳥器店」の店主・高橋千恵さん。朝ごはんは軽~く済ませることが多いという高橋さんのコラムには、簡単な食事でも、器の選び方次第で素敵な食卓をつくるヒントがたくさんつまっていますよ。「いい一日になりそう」「今日もがんばろう」と思えるような器使い、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

友人や作家がうちに泊まった日の朝ごはんは、いつもよりちょっと“朝食らしい”感じで用意します。
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とは言っても、こんな感じで、あるものを小鉢に盛ってお出しするだけです。

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器の中には、自家製の梅干し、大根葉炒め、地元多摩特産のらぼう菜のおひたし、会津土産の漬物。そしてお客さまの時には「これさえあれば」という、清水の網元から取り寄せた釜揚げしらす。しらすが入った粉引の器は小坂明さん作、小さなスス竹のトングは下本一歩さんです
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小さめの器は持っていると便利。

ごはんだけはご馳走、特別美味しいものを。東本馨子さんが千葉・君津で手植え、手刈り、天日干した無農薬のお米。

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これもおすすめ、手への当たりがやわらかく、お米も割れにくいマタタビの米とぎざる。お米を研ぐのが楽しくなります。

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私の愛用しているお茶碗は、飛びかんな模様が美しい白磁、小坂明さん作です。

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お客さま用には、ユニークな絵柄の寺門広気さん作の器で。

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いただきます。

 

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黄色い鳥器店

他のお店では見かけないような、知る人ぞ知る作家さんや窯元の器、日本各地の民芸品などがぎっしりと並ぶ店。「器店主の ある日の朝ごはん」コラム執筆は、店主の高橋千恵さん。

 

東京都国立市北1-12-2 2F
TEL&FAX:042-537-8502
営業時間:12:00~17:00
定休日:月、火曜
http://kiiroi-tori.com

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