洗面所の不良在庫を一掃せよ!
<収納>をテーマにお届けしている今週の特集。昨年末に78㎡から58㎡のマンションへと引っ越しをした編集人・ウメダの自宅収納をレポートしています。今日ご紹介するのは、洗面スペース。いわば暮らしの舞台裏で、ふだんは家族しか出入りしない場所です。そのため、以前の住まいでも片づけがついつい後回しになりがちな場所でした。
3面鏡裏とシンク下、左手の棚が収納スペースです。引っ越し前の住まいでは、床から天井まで扉3つ分のリネン庫とシンク周りにも今の倍近い収納スペースがあったため、使わないものも「とりあえず」置いておく場所がふんだんにありました。激減したスペースでさぁ、どう収納する?
シンク下には、お馴染み「無印良品」のファイルケースを設置して、右から①シャンプーやボディソープの詰め替えストック②掃除用クロス類③掃除用洗剤を分類しました。左の小引き出しとティッシュペーパーのストックとも前面が揃って、見た目スッキリ!
シンク左手の引き出しがわが家の薬箱になりました。「無印良品」のアクリル収納ケースの引き出し部分を2つ並べ、常備薬を分類。お世話になることが多い胃薬、頭痛薬、風邪薬と絆創膏は紙箱から出してそのままケースへ。いちいち箱の中身を確認せずとも引き出しを開けるだけで残量がわかるようになりました。このアクリルケースはそもそも、アクセサリー入れとして買ったものですが、住まいが変わるたび、文房具類を入れたり、名刺整理に使ったりと20年近く現役です。暮らしの道具は、そうそう壊れるものではないから、シンプルで使いまわせるものがいいですね。
左の鏡の裏にはドライヤー用のフックがついていたので、ここにヘアケア用品をまとめて。右のアクリルケースは、薬を分類した引き出しの本体を縦置きにしたもの。ブラシを立てておくのにぴったりです。
センターの鏡の裏には予備の歯ブラシと旅行用のシャンプー&リンス、試供品など。ここは移動できる棚板がついておらず、やけに縦に長い空間なのは何故なのでしょう? 無駄な空間ができてしまっているので、引き続き改良を続けます!
今、思うと以前の洗面スペースは収納が充実していた分だけ、不良在庫の隠れ家になっていました。引っ越しの際、新聞屋さんからもらった洗濯洗剤が次から次へと出てきて(その数、20個以上!)、引っ越し業者の人がビックリするほど。頂き物のタオルも山のように発掘して、「洋服ポスト」に出しにいきました。その割に、常備薬が切れているのに気づかないこともあり、必要なものがうまく循環していなかったのだと思います。今回の引っ越しでこれらを一旦リセットし、適正在庫をわかりやすく管理できるようになったのは大きな収穫。目指す”コンパクトな暮らし”に少し近づけた気がします。
明日はいよいよ最終回。書類やアクセサリーなど、小物の収納についてお届けします。
収納計画vol.1 クロゼット編(1/8更新)
収納計画vol.2 キッチン編(1/9更新)
収納計画vol.3 玄関編(1/10更新)
収納計画vol.4 洗面所編(1/11更新)
収納計画vol.5 書類、小物編(1/12更新)
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