作りおきがあれば、のラクチン朝和食
こんにちは。「まいにち北欧道具」の川上です。いよいよ最終回の今回は、北欧の器屋ながら和食器のみを使って朝ごはんを紹介します。
和食は夜ごはんに作ることも多く、朝まで和食にするとなんだか手間がかかりそう……という私の勝手な思い込みで我が家では朝の和食は登場回数は少なめでしたが、この連載のお話をいただいて、他の器店主さんの素敵なコラムをのぞいて、うちでも朝に和食を!となりました(笑)
雑穀ごはん
焼き鮭、煮かぼちゃ、きゅうりの浅漬け、カニかま入り卵焼き、ひじきの煮物
ぶどう
ほうじ茶
煮かぼちゃ、きゅうりの浅漬け、ひじきの煮物は、作りおいたものと残りもの。雑穀ごはんは、前日の夜にセットしておいたので、朝は鮭と卵を焼くだけです。残りものはひとつの器でそのまま出してもまた残ってしまいがちですが、こんなふうに銘々のお皿にのせてしまえば、そんなこともなくなります。作りおきがない時は、納豆と海苔と卵だけで済ませる日もありますが、あと少しの足し算で、見栄えも栄養もおなかも満足するかなと思って今回作ってみました。
白の八角皿は、最近出会った静岡在住の作家・Kalonjiさんの半磁器で作られた器です。モダンなフォルムですがオフホワイトの色がやさしい印象で、和にも洋にも合わせやすく重宝しています。
湯のみは、益子在住の作家・石川若彦さんの粉引きの器。”wakaさん”は、それまで私が持っていた益子焼きのイメージを一新してくれた最初の作家さんでした。豆皿は東屋のもの。ごはん茶碗は沖縄の器です。
今回編集部の方が、私がひとりで切り盛りする小さなお店を見つけてくださり、また、今も私のバイブルとして全号保存している「かわいい生活。」という雑誌の編集にも携わっていらしたお話を聞き、連載執筆にはまったく自信がありませんでしたが、お引き受けすることにしました。
日常に彩りを、というささいな決めごとを念頭に日々を過ごしていますが、そのひとかけらをお伝えできていたら幸いです。最後までお読みくださり、そしてこの機会をいただき本当にありがとうございました。
→その他の「まいにち北欧道具」の記事はこちらから
←連載「器店主の朝ごはん」はこちらから
『 ももふく 』 『 H.works 』 『 イコッカ 』 『 夏椿 』 『 スタイル ハグ ギャラリー 』 『 うつわshizen 』 『 APT#207 』 『 黄魚 』 『 空音 』 『 工芸喜頓 』 『 ペドラー 』 『 うつわPARTY 』 『 テクラ 』 『 宙 SORA 』 『 MISHIM POTTERY CREATION 』 『 黄色い鳥器店 』 『 神楽坂 暮らす。 』 『 器moto 』 『 fragile 』 『 さんのはち 』 『 うつわと雑貨Lino 』 『 ボクノワタシノ 』 『 mist∞ 』 『 うつわ 大福 』 『 うつわsousou 』 『 うつわ 大福 』 『 KOHORO 』
小田急線・東急田園都市線中央林間駅から徒歩10分
北欧のヴィンテージ食器と雑貨、日本の作家ものの器を扱う。
TEL 046-206-5772 日曜・月曜定休 13-17時
shop@tabicafe.com
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。