手編み機でていねいにつくられた「comm.arch.(コム アーチ)」のリネンプルオーバー＆カーディガン

吉祥寺「TONE（トーン）」の着こなし vol.4

こんにちは、東京・吉祥寺セレクトショップ「TONE（トーン）」です。3月は4回にわたっておすすめのアイテムとその着こなしをご紹介しています。

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今回ご紹介したいのは、フレンチリネン100％のニットアイテムです。ハンドフレームドというのは機械任せの生産ではなく、手横編み機という人力でニットを編む機械で編み上げたものという意味。

手掛けるのは「comm.arch.(コム アーチ)」。デザイナーである 高橋さんはヨーロッパの大手メゾン勤務を経て帰国後にご自身のブランドを立ち上げられたニットのスペシャリストです。日常に寄り添い、心地よく長く着られるニットウェアを、今や国内に僅かしか残らない手横編機職人さんとの取り組みで生産しています。

世界で最も上質と言われるフランス北部で栽培されたリネンを、手の力加減を慎重にコントロールしながらやさしくかつ度詰めで編んでいます。

そのため、通常のリネンニットに比べて透け感が少なくふっくらと弾力があります。品のある光沢が美しく、シャリ感がとても心地良い……など褒めどころ満載！

ニットなので糸の種類やデザイによっては奥行があるサイズ感ですが、展開はフリーでこのフレンチリネンのアイテムに関しては7号から11号くらいの体型の方が着こなしやすいサイズ感になっています。

そしてクルーネックプルオーバーは、シンプルながらサイズスペックが隅々まで計算し尽くされていて、袖を通すと思わず頷いてしまう秀逸な仕上がり。

長谷川が着ると少しゆとりを感じさせますね。山本では袖丈・着丈が少し短めですが、ゆったりしたボトムスに合わせるとこのコンパクトさがちょうど良いバランスだったりもします。

そしてこのカーディガンのシルエットの可愛さといったら！　乙女心（いくつになっても言わせて下さい・笑）を刺激してきましたよ。ギャザーたっぷりのスカートと連載の1回目にご紹介した「mina perhonen(ミナ ペルホネン)」のデニムに合わせてみました。

ぜひ沢山の方にこのハンドフレームドニットの着心地の良さをお試しいただけたらと思っています。

デザイナーの高橋さんの活動には、個人のニッターさんや小さなニット工場の生産事業が絶えることなく存続していくことを願う側面もあります。デザイン・着心地ともに最高なニットを着ることが 僅かにでもその側面をサポートすることに繋がっているというのはとても嬉しいことだと感じています。

最後に、今月のコーディネイトで登場したソックスとシューズです。

ソックスは春夏シーズン通してお取扱いのある定番アイテム。 ドライで爽やかな履き心地が魅力の 「homspun (ホームスパン)」 のリネンのもの。

シューズも私たちのショップでは定番で、控えめながらも個性があり、洋服に合わせやすいことと履き心地の良さ（こう書いてみるとずいぶん欲張りな選定基準・笑）でセレクトしているものです。

「comm.arch.(コム アーチ)」
ハンドフレイムドリネンプルオーバー　￥25,920
ハンドフレイムドリネンカーディガン　￥28,080

長谷川 / 157cm 7号
「mina perhenen （ミナペルホネン）」ワイドデニムパンツ　￥38,880

「orslow （オアスロー)」ビンテージフィットアーミートラウザー　￥18,900

佐々木 / 160cm 9号
「TONE （トーン)」カディーコットンサーキュラースカートロングライトピンク　￥21,600

山本 / 166cm 11号
「comm.arch. （コムアーチ）」リネンイージートラウザー ベージュ　￥23,760

「homspun （ホームスパン）」リネンソックス　￥2,700 (レギュラー丈)／￥2,160（ショート丈）

「daumling （ダームリング）」ヌバックフラットシューズ（ベージュ＆ブラック）　￥17,280

「M （エム）」レザーフラットシューズ （ブラウン）　￥29,160

「ZDA （ゼット ディー エー）」スニーカー （ホワイト×ライトグレー）　￥23,544

＊着用モデルの詳しい体型については連載初回でご紹介しています。

3月の連載はこちらが最終便でした。ご覧くださったみなさま どうもありがとうございました！
次回は6月2日から、気持ちよく夏を過ごすためのアイテムを色々とご紹介していきたいと思っています。
楽しみにお待ちいただけましたら嬉しいです。みなさま素敵な春をお過ごしください！

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