わたしのスツール愛
~ キナルLABO より vol.16 ~
主人がたまたま椅子を売る人だったので、結婚してからというもの、いつもわたしの周りには次々と「名作椅子」が姿を現してきました。
主人が突然展示品を持って帰って来てまたお店に戻すのを繰り返すのですが、それは「ちゃんと体感してよく知ってからでないと人にオススメできない」という主人なりの理由から。
そしてお試し期間をくぐり抜け、少しずつ我が家に加わり続けている椅子があります。
それは、「スツール」。
背もたれも肘掛もない、簡単な一人用の腰掛けのことです。
実は、スツールは、生活の中のあらゆるシーンで役立ちます。
我が家で言えば・・・
玄関(靴の脱ぎ履き)、ダイニング(来客時の自分用の椅子+お料理の仕込み)、リビング(サイドテーブル兼用)、ピアノ部屋(連弾用)、洗面所(身支度用)、ウォークインクローゼット(着替え時用)、さらにお出かけ時用(スポーツ観戦やアウトドア用)まで。
なんて万能選手!と、褒めたくなるほどの活躍ぶりですが、ちょっと病気?というほどの数がこれらの場所にあります。(笑)
そんな中、最近のわたしのお気に入りはこちらの「マルニ60」スツール。
座り心地とコンパクトなサイズ感、そしてタンバリン柄(「ミナペルホネン」)の可愛らしい一脚です。
こんなに小ぶりなのに4本脚なので安定感があります。
そして、スツールの数々を眺めながら、わたしにとってのスツールは「軽さ」がポイントだと気づきました。
どこにでもヒョイっと移動できることに愛着を感じているので軽さは必須条件。
スツールたるもの、重くてはスツールにあらず!
(ソファに合わせて置く、オットマン的なスツールは例外ですが・・・)
そして次に、プロポーションも気になります。
インテリアアイテムとして、それそのものが美しいか否かも重要で、さらにはスタッキングをして部屋の隅に置かれた風景も大切にしたいところです。
一般的に椅子を語る上でよく出てくるポイントは、デザイン、サイズ、座り心地、素材、価格、色、頑丈さ、軽さ、スタッキングの有無、メンテナンス性…
いろいろありますが、ポツンと1脚あるだけでも邪魔にならず、どんなインテリアにも馴染みやすく、いろいろな部屋に簡単に移動させて使える椅子として考えると、ダイニングチェアなどでは叶わない魅力をたくさん兼ね備えているのがスツールではないでしょうか。
スツール、本当に面白いです。愛してます。
でも、小ぶりでお手頃だからついついコレクションして集めたくなることだけが欠点です。(笑)
text:イワサ
栃木県宇都宮市松原2-5-21 木材会館1F
TEL:028-612-5618
E-mail:labo@nonversus.jp
定休日:火曜日、水曜日 、日曜日(不定休)
*休業スケジュールはtwitterにてご案内しています
営業時間:平日:13:00 ~ 17:00 土日祝:13:00 ~ 18:00
https://www.kinaru.com/
駐車場はキナルLABO店舗の正面を入った左奥に4台。
★ご来店の前に・・・
宇都宮駅からは車で約20分。日光街道南側から店舗への進入は右折禁止となっておりますのでご注意ください。
バス停「戸祭一丁目」から徒歩1分。
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