ラクだけどすっきりコーデで”頑張らないおしゃれ”

特集『頑張らないおしゃれ』
2019.05.20

”おしゃれさんコーディネート”の連載でも人気の「Daja」板倉直子さんの新刊『頑張らないおしゃれ』、お陰様で好評で各地の書店さんからフェアのお話をいただいております。6月1日(土)には、東京・代官山蔦屋書店さんでのトークショーも決定しました! 
そこで今週の特集は、この『頑張らないおしゃれ』の中から、”大人のおしゃれ”にまつわるお話を5日間にわたってご紹介します。第1回は「大人になって体のラインが変わってきた」と実感する板倉さんが今、選ぶ服について。”ラクチンだけどすっきり素敵に見える”その秘密とは?


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50代にはいって少しずつ体力に自信がなくなり、頑張りすぎると、翌日まで疲れが残るようになりました。でも、そろそろ頑張らなくてもいいんじゃない? と思うんです。私は私以上の何者にもなれない。だったら「今のまんま」でいい……。そう考えると、自分に似合うものが、より明確になった気がします。

●バサッと一枚着ればサマになるラクチンワンピ

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「ハバーサック」のワンピースはボタンを胸元まであけて、深いVあきに。チラリと見えるインナーが大事。これは「ファブリケアンプラネテール」のタンクトップ。パンツは「デイリーワードローブインダストリー」のもの。


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デコルテが痩せて、胸が落ちてくると若いときよりシャツが似合うようになりました。そんな体のラインを生かすようオーバーサイズのシャツをチョイス。胸元は横ではなく、縦に深くあけると大人の女性らしさが匂い立ちます。

 

長い間、私にとって洋服は、頑張るためにスイッチを入れるツールでした。でも今、もっと肩の力を抜いて、自分のためのおしゃれがしたいと思うようになりました。だから、体を締めつけず、着ていてラクな服を。ただし、すっきり素敵に見えるように。そんなさじ加減を考えて、工夫することが楽しいのです。

 

●ワイドパンツならお腹まわりが気にならない

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「スティアンコル」のワイドパンツは、もも幅と裾幅が同じでストンとスカートのようにはける。足首をのぞかせると軽やかな印象に。「ニシカ」のセーラーシャツは、短め丈で、バランスが取りやすい。



photo:岡田久仁子 text:一田憲子

『頑張らないおしゃれ』より抜粋

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定休日:火曜日
http://allo-daja.com

 

Profile

板倉直子

Naoko Itakura

島根県松江市のセレクトショップ「Daja」ディレクター。トラディショナルをベースに自分らしい着こなしを提案している。著書に『頑張らないおしゃれ』『大人のための かしこい衣服計画』(ともに主婦と生活社)。

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

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