ベルリン発 日本人デザイナーのバッグ 「MAISON EUREKA」
今日のひとしな
2019.12.14
~ LOCALERS(ロカレール)より vol.14 ~
皆さんこんにちは、「LOCALERS」の中村です。12月も半ばに差し掛かり、この連載も折り返し地点に近づいてきました。
昨日、一昨日とヨーロッパの旅をご紹介したので、今日は旅の途中で立ち寄ったドイツ・ベルリンつながりで「MAISON EUREKA(メゾン エウレカ)」をご紹介します。
「MAISON EUREKA」は2015年からスタートした、ドイツ・ベルリンに拠点を置くブランドで、中津由利加さんという日本人女性がデザイナーを務めています。クリエーションの拠点はベルリンで、モノづくりの背景は日本という、逆輸入的な少し変わったブランドでもあります。そもそも「MAISON EUREKA」との出会いは、僕のパートナーが中津さんの後輩だったので、ブランドを立ち上げたことをSNSで知ったのがきっかけ。そのため、まだ世の中にほとんど出ていない時に取り扱うことが決まり、気付くと今では人気ブランドになっていました。
こちらは新作のバッグ。「PIENI(ピエニ)」というバッグブランドとのコラボレーションアイテムです。大胆にロゴが入った型はパキッとした色味で、「MAISON EUREKA」らしい配色。ロゴなしのバッグは「PIENI」らしく、削ぎ落とされたミニマルなデザイン。
同じ型のバッグでも大胆にロゴを入れるか入れないかで印象が大きく変わりますが、ちゃんとどちらも成立しています。中津さん上手いなぁ。
レザーにナイロンの程よい太さのショルダーに上品な金の金具。この辺りもなんとも言えない良いバランスです。
スマホと財布がちょうど入ります。ちなみに長財布は入らないので、このバッグを使いたい方はコンパクトな財布に換えてくださいね(笑)。
中津さんとは年齢が近いので、見てきたモノも近く、彼女が作るアイテムを見ていると、懐かしさを感じたり、共感するモノがとても多くあります。「おそらくあの時代のあの感じだよなぁ、良いなぁ」と思ったり「あの感じにこの落とし込みかぁ、やられたなぁ」と思ったり。時にはメンフィスのようなポストモダンのエッセンスを加えていたり、また時にはバウハウスのような削ぎ落としたエッセンスを加えていたり。そういった現代アートやカルチャーにも精通している中津さんだからこそ、他にはない唯一無二のモノづくりが出来るんだなと思います。
これは、ベルリンで中津さんに連れて行ってもらったクラシックなドイツ料 理のレストラン。漫画のような肉の塊が登場。もちろん美味しくい ただき、ビールで流し込みました。僕のベルリンの思い出のひとつ。
それではまた明日。
「MAISON EUREKA×PIENI」 (ロゴなし)/ ¥39,000+TAX
「MAISON EUREKA×PIENI」(ロゴあり)/ ¥41,000+TAX
「MAISON EUREKA×PIENI」(ロゴあり)/ ¥41,000+TAX
LOCALERS(ロカレール)
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営業時間:12:00~19:00
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