余った野菜の使い切りにお役立ちの料理本を見つけました!【後編】

編集部ブログ
2020.04.15

前編で、長年の悩みであった“冷蔵庫の残り野菜をどうするか問題”を解決してくれる一冊の料理本に出合い、うきうき気分のツダです。『混ぜるだけサラダとさっと煮るだけスープ』を手に、後編では残っていたじゃがいもを使って「じゃがいもの担々風スープ」を作ります。


鍋にごま油、ひき肉、にんにくを入れて炒め、豆板醤も加えます。


ひき肉の色が変わったら、あらかじめ水にさらしていたじゃがいもと水、しょうゆ、鶏がらスープの素を加え、ふたをして弱火で10分ほど煮ます。待っている間は運動不足解消のため、ストレッチやスクワットを! 在宅勤務を始めて1週間、身体が重だるく感じるようになってきたので、すきま時間に少しでも体を動かすように心がけています~。

そうしていると、あっという間に10分経ちました。味噌をとき、ねぎを散らして、豆乳と白すりごまを加え、最後にひと煮立ちさせると……


「じゃがいもの担々風スープ」の完成です。小鍋ひとつで作れて、洗いものが少ないのも嬉しいポイント。気になるお味は……豆板醤のピリッとした辛さに豆乳のまろやかさが混ざり合って、かなり本格的な担々風スープです! じゃがいもが入ってボリューム満点なので、ササっと作って小腹を満たしたい夜食にぴったり。美味しすぎて、あっという間に完食しました~。


冷蔵庫に残っていた野菜を全部使い切ることができました。今までよく買っていた野菜も、更なるおいしい調理方法を見つけると、これがまた楽しく感じます~。どれを作っても本当においしいので、食べ終えるとまた本を手にとり「次は何を作ろうかな~」とペラペラ読むのが日課に。

すると、こんな気持ちがポッと湧き出てきました。
「普段あまり調理したことがない野菜も、この本があればおいしくできそう!」
ということで、実は今まで一度も買ったことがないかぶを初めて買ってみました。


今までは「絶対食べきれない」と思って、こんなに立派なかぶを買うことはありませんでした。今回は「かぶのまるごとサラダ」と「かぶと鶏手羽の塩スープ」を作ってみることに。


まずは、サラダから。かぶは皮をむいて薄く切り、葉も細かく切っていきます。そして、ボウルに、オリーブオイル、レモン果汁、塩を入れ、切ったかぶと混ぜるだけで……


「かぶのまるごとサラダ」の完成です。かかった時間は、わずか5分! 簡単すぎるのに、めちゃくちゃおいしいです。ほんの少しの塩味が絶妙で、野菜そのものの味を楽しめます。そして、皮以外はむだなものがなく、丸ごと食べられるのも魅力的。今までかぶに馴染みがなかったことを後悔しました(笑)


次は「かぶと鶏手羽の塩スープ」を作っていきますよ~。鍋に鶏手羽先を入れて焼いていきます。


鶏手羽先に焼き色がついたら、かぶと水、しょうが、酒、塩を加え、煮立ったら弱火で10分ほど煮ます。ここでもすきま運動でスクワットをしながら、鍋を見てあくが出てきたらとります。かぶが柔らかくなるまで煮ると……


「かぶと鶏手羽の塩スープ」の完成です! 材料はシンプルなので薄味かな? と思いきや、鶏のだしと生姜が効いたしっかりめの味。もう何度言っているかわかりませんが、これもおいしい~! 柔らかくなったかぶのとろとろとした食感もたまりません。


かぶといえば冬の野菜イメージだったのですが、3~5月も旬なのですね。へぇ~胃腸の働きを助ける効果もあるんだ! と、この本には野菜それぞれにミニコラムも載っています。コラムを読んで旬や栄養面からレシピを決めるのもいいかもしれませんね。


『混ぜるだけサラダとさっと煮るだけスープ』は簡単に作れるレシピばかりなので、毎日の食事に難なく野菜のおかずをプラスことができています。野菜不足も解消され、なんだか体調もいい感じ! 



ここまで、ツダが考える料理本のよさを熱弁してきましたが、「あ~美味しかった! 今度は何を作ろっかな~」とページをめくりながら、次の献立を考えるのが楽しいひと時で、これこそ料理本の醍醐味だったりするのでは、と個人的に思っています。

かなりおすすめすぎて、前編・後編にわたりご紹介してしまいました(笑)『混ぜるだけサラダとさっと煮るだけスープ』、皆さんもぜひ試してみてくださいね。

←その他の編集部ブログはこちらから

肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。

ページトップ