お茶をおいしくしてくれる焼締めのポットで素敵なお茶時間を

～「les trois entrepots（レ・トロワ・アントゥルプ）」より vol.7 ～

八女茶で有名な福岡県八女市でお茶にまつわる作品を作る チャカブ木（橋爪香代さん）の焼締めのポットをご紹介いたします。

「お茶を喫む人 点てる人 そのまた器を作る人」…ポットや茶杯などは、お茶を美味しくいただくための道具ですが、その茶道具を使うことで自分や一緒にいる人が愉しく、心地良く、お茶時間が心を豊かにしてくれるものを選びたいですね。チャカブ木のポットはその愉しみが持てる道具です。

身近にお茶のある環境で生まれ育った橋爪さんのポットは焼締めで作られています。焼締めのポットはお茶の雑味をまろやかにしてくれる効果があるそうです。

ガス窯で焼成してから穴窯で薪を使い焼締めているそうです。そのため味わいのある表情に仕上がっています。荒々しすぎない力強さの中に、女性作家ならではの柔らかさも感じさせますね。

お茶の注ぎはとても大切。ご覧のようにキレもいい具合です。

毎日のお茶時間が少し特別なひとときになるように、素敵な道具と一緒に愉しみたいですね。

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写真：太田昌宏

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