かしこい大人のワードローブ計画 vol.2 ― おふみさんのおしゃれマイルール
お家時間が増え、断捨離や片付けに取り組んでいる方も多いと思いますが、その延長線で〝年間のおしゃれ計画〟を考えてみませんか? 日々自分の〝好き〟と向き合い、おしゃれを楽しんでいる、3人のワードローブのつくり方をご紹介します。
ワードローブ計画をイラストで記録するようになってから6年目というおふみさん。ノートは毎年、A5サイズの「ほぼ日手帳」を愛用しています。
最初は、今持っている服をイラストで描き留めるだけだった手帳。雑誌で見た気になる着こなしや欲しいものリストを加えるなど、自分なりに使いやすい形にバージョンアップしていき、シーズンごとのコーディネートや買い物に役立てられるようになりました。そんなおふみさんのおしゃれマイルールをご紹介。
1.同じコーディネートで同じ人に会わずにすむよう〝着た服メモ〟をつける
少ない服で着まわしをしていると、同じコーデが頻繁に登場しがち。その日の服装を記録しておくと、「この人と前会ったとき、何を着ていたっけ」と悩まずにすみ、朝の準備に迷いません。
「昨年の秋からの新しい試みで、その日の服装も手帳に書き留め始めました」。服装以外にも、行ったお店や食事の内容などまとめておくと、日々を振り返ることもできます。
帰ったら、その日の服装の感想や反省をメモ。「意外と駅から遠いので、スニーカーのほうがよさそう」など外出先とコーデの相性を書いておくと、次の外出時の準備に便利です。
その日の最高・最低気温を記録。「過去、この気温のときはこのくらいの格好をしていたんだな」と振り返ることができ、寒暖差が激しい季節の洋服選びの参考になります。
2.手帳に書いた買い物リストは写真に撮っていつでも見られるように
買い物に行くたびに重い手帳を持っていくのは大変なので、「買い物リスト」「○○年春のアイテム」などのページは、写真に撮ってスマートフォンに保存。気になるアイテムに出会ったら、その写真を見返し、本当に必要かどうか考えれば、無駄買いが防げます。
3.手持ち服のアップデートは2〜3年に1度
買い替えは、傷みや着たい服のテイストが変わったタイミングで。定期的に洋服のコンディションやデザインを見直し、買い替えが必要かを検討。2〜3年に1度はアップデートをします。新しいものを1 つ手に入れたら、これまでのものを1 つ手放すのもポイント。
『ナチュリラ 2020 春号 vol.49』より
photo:岡利恵子 text:野々瀬広美
Profile
おふみ
イラストレーター。もともと物が捨てられない性格だったが、夫婦で身の回りのものを処分し、ミニマリストに。そんな日々の様子を綴ったブログが注目を集める。
Instagram:@ofumi_3
肩の力を抜いた自然体な暮らしや着こなし、ちょっぴり気分が上がるお店や場所、ナチュラルでオーガニックな食やボディケアなど、日々、心地よく暮らすための話をお届けします。このサイトは『ナチュリラ』『大人になったら着たい服』『暮らしのおへそ』の雑誌、ムックを制作する編集部が運営しています。