小さなアトリエから生まれる服【nuuno.(ヌウノ)】

ナチュリラ
2021.03.24

素材の調達からデザイン、縫製、販売も自ら手がけ、愛情込めて服を作る──。そんなブランドが少しずつ増えています。地方の小さなアトリエで生まれる服には、作り手が大切に紡いだ物語がありました。

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年齢、体型を問わずなじむ
“無色透明”のような服

縫う+布で「ヌウノ」。生地屋から出発したブランドだけあって、質のいいリネンを中心に、天然素材にこだわった日常着を提案。身長や体型、年齢や性別を問わず着られるのも魅力です。

ボトムを選ばないマオカラージャケット


ほどよい地厚さがありながらも、しなやかなコットンリネンのジャケット。ゆるやかな裾のカーブで、パンツにもスカートにも合わせやすく、すっきりと着られる一枚。

時間とともに増す風合いを生かして


大きな窓から光が燦々と降り注ぐ明るいアトリエ。鹿児島の中心部近くの築46年の古いビルに、アトリエと店舗を構える。

毎日使う道具は収納にもひと工夫


別の場所で作業することもあるので、よく使う道具はお気に入りの北欧ヴィンテージの裁縫箱に入れて持ち歩けるようにスタンバイ。


必要なときにさっととれるよう、道具は壁に収納。革の収納ポケットは革作家の友人が作って取りつけてくれたもの。

使うほどになじむ定番アイテム


シンプルなデザインと軽さが人気の定番エプロン。「ワンピースとして着るのもおすすめ」


3年前の発売以来、1300本ほど販売したという、コロンと丸い“コッぺパンツ”。「色や素材違いで5〜6本持っている方も」

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幼少のころから手芸が好きだった貴島直美さん。ミシンを買って、自分や友人のために服を作り始めたのが二十歳ころ。日々、生地に触れるうちにリネンやコットンの風合いに魅了されて収集、とうとう生地屋をスタートしました。

「生地屋を始めて6年目、イベントで販売した自作の服が好評でそこから製作も手がけるように。服はすべてフリーサイズですが、あらゆる身長や体型の方に似合うように作っています」
 
10〜70代と年齢層も幅広く、男性ファンも。自身でもここまで多様な層に受け入れられるとは想定していなかったそう。そして、長く愛用する人が多いと言います。

「シンプルなデザインで流行も追わない、いわば“無色透明”。だから多くの方になじむのかもしれません。毎日着ても飽きず、着るたび『やっぱり好き』と思います(笑)」


photo:nuuno. text:増田綾子

 

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『ナチュリラ vol.53』より

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Profile

nuuno.

ヌウノ

貴島直美さんが2007年にオープンした生地屋が、2013年に洋服店として再スタート。主に国産の天然素材を使った日常服を提案。実店舗のほか全国のセレクトショップでも販売。
https://nuuno.life

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