金継ぎへのあこがれ
※Come home! webに掲載された記事を転載しています
走り回るたまちゃんを気に留めず、朝食の支度をしていました。
ガチャン!
おかずを入れておいた器をひっくり返して割られました。割った本人が一番ビックリしています。ひとの失敗を見に、うめちゃんもコタツから急いで出てきました。
ウエッジウッドの器が真っ二つ。あ~あ。でも捨てずに保管しておきます。いづれ『金継ぎ』を自分でしたいと思っているのです。
以前、買ったばかりのマグカップをうめちゃんが落として割ったときは接着剤を使った簡易的な金継ぎ修理に出しました。
持ち手が4分割に割れた難しい修理でしたが、見事にくっついて戻りました。今でも問題なく使えています。が、思ったより感動しなかったのです。金継ぎ部分が想像していたより太くてグニュグニュの線だから??
その後知ったのが、『本漆』を使った金継ぎとの違い。仕上がりが糸のように細い、美しい金の線。私がイメージしてたのは本漆だったのかも。
簡易版が悪いわけではないですよ。丈夫で、仕上がりが早くて本漆より安い。ただ、また金継ぎするなら美しさが欲しいし、自分でやってみたい。やってみたいけど、どうも敷居が高い。そろえる道具、かかる時間と手間、ネコの手を貸したがるネコたち。今日の器の他にも、割れた箸置きと、和柄の取り皿も保管してあるんです。いつか敷居を越えたいな。
と思っていたら、発売中のComehome!vol.67に金継ぎをされている方が二人もいらっしゃいました。いいな~あこがれ~。
編集部の中の人・シゲ
編集部内の庶務からイラスト制作、Instagram投稿などを担当。
整理収納アドバイザー、風水片付けコンサルタントの資格を持つ、マルチプレイヤー。妖怪好き。
『四コマ』と言いつつ三コマだったり五コマだったり。猫のうめちゃん、たまちゃんも時々出たり。
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